そろそろ今年度も終わり。
今年は、3月29日が新月ということもあり、終わりに向けてきっちりとモノも片をつけてあげやすい年度末だと思います。
使うモノしか持っていない暮らしを基本にする
捨て初心者さんは、「何を捨てたらいいかわからない。」と言います。
捨て中級者さんも、「ある程度捨てたあとに、何もせずにいたらまた元に戻ってきた。」とよく相談を受けます。
捨て上級者さんは、「捨てたのに、快適でない。」と言います。
こういうときって、まず見直してほしいのが、『なくなったら明日にでも、今にでも困るモノだけで暮らしていますか?』ってことです。
あなたの家の食器棚に、なくなったら困るマグカップはありますか?
1個くらいなくなっても平気ではありませんか?
平気なら、余計なモノを持っている証拠です。
モノが1つしかないと、モノが増える恐怖心が芽生える
樹木希林さんは、不動産以外本当にモノを欲しない人でした。
ハサミも家に1個しかないような暮らしだったと知り、我が家も樹木ラー(?)として、ハサミ・ボールペン・水筒・エコバッグなど溜まりやすそうなモノを1個しか持たない暮らしを心がけるようになりました。
色んなモノが家に1個しかないとどうなるかと言うと、入ってくるモノに超絶敏感になります。
例えば、ボールペン1つにしても、杏家に1本しかないのに…
- 町内会のだんじり祭りに寄付したら2本記念品のボールペンをくれ…
- 会社をしていたら、ネーム入りのボールペン作りませんか?って勝手にわが社の名前入りボールペンが送られてくる
- 保険契約を結んだら、保険会社からまた記念品としてボールペンが送られてきた
- 銀行マンは銀行マンで、定期預金こないだありがとうございました~と銀行の名前入りボールペンを持ってくる
1年以内に5本も入ってくるんです。
これと同じことがそれぞれのモノに起こります。
そうなると、“増殖する恐怖心”が芽生えます。
今、自分の周りにゾンビが増殖したら怖くて必死に振り払おうとしますよね。
モノに対してそんな感覚になります。
増殖する恐怖心を覚えたら、貰う前に断れるようになるし、押し付けられた(勝手に送られてきた)モノは、判断を先延ばしにせず、その場でメルカリやジモティに出品するようになります。
家に使っているモノが1個だけの暮らしはキープするのに、住民が計便のごとく侵入を阻止したり、侵入者を追い出したりする作業が必要なんです。
無くても平気を体感する楽しい暮らし

お彼岸にお墓参りに行き、自宅に戻って塩ラーメンでも食べようかと思ったら、ハサミがないことに気づきました。
お墓参りに剪定バサミと一緒に持って行ったのを忘れてきていて、翌日に取りに行きました。
ご先祖さんと、「2連チャンでお墓参りとか初めてやね。」と楽しく会話をし、ミニマル生活が定着している証拠だとおひとりさまご満悦な週末でした。
塩ラーメンは、眉バサミで開けて食べました。
無くてもほんっとに平気です。
ちなみに5年前にお墓用にした湯飲み茶わん2つのうち1つが、割れていました。
食器棚に眠っているだけでは壊れてもくれないけど、ご先祖さんにも使ってもらってわたしの所有物がまたマイナス1になりました。
お盆のお墓参りのときに、もう1つ湯飲み茶わんをお墓に持って行きます。
湯飲み茶わん、1個以上あるから…
みんなで、それぞれのモノを1個だけ持つ暮らしに向けてたくさん手放しましょう!
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