韓国旅行で、つくづく“NOと言える大切さ”を実感して帰ってきました。
みなさん、「NO!嫌だ!嫌い!やめて!」って声を大にして言っていますか?
ちゃんと、嫌なことは嫌だって言える人間でいましょう。
予定を組んでいても、納得できないことは実行しなくていい
実は、今回の韓国旅行、初の美容デビューをしようと行きました。
色々あって、結果、普通に同期との旅と留学時代の友人との再会が目的となったのですが、当初の予定であった美容クリニックは2件予約したままの状態でした。
これは、美容オタクの知人が予約してくれたものだったので、そのまま決行しようと、初めて韓国の美容クリニックの門を叩いてきました。
結論から言うと、結局、美容施術せずに1人で帰ってきました。
ミニマリスト的買い方を許してくれないショップでは、絶対に買い物をしない
何故かって?
通訳の女性のごり押しの営業と、美容オタクさんたちの若さにすがる姿に嫌気がさしたからです。
まず通訳の女性は、ぽっちゃりのずんぐりむっくりさんでとてもきれいとは言えないお方。
そして、わたしは頬のたるみが気になっていて、日本で受けたことのある施術ハイフの韓国版を体験したい旨、涙袋にシワが入ってきたのでなんとかしたい旨を伝えました。
患者の希望を聞いたうえでおススメの施術をまずは、この通訳がカウンセラー代わりに伝えてくれるのですが
まず最初に言われたのが「おでこのシワが気になるからボトックスを打て。」とのこと。
おでこは気にしていないと返すと、今度は高額な施術2つを勧めてきました。
わたしは韓国での手術はきょうが初だから、高額なお金を払うつもりはない旨を伝えた上で38万ウォンの施術だけを受けると伝えました。
ここまで、買い物客として何もおかしいことはないですよね?
そこでの返しにムカッ💢①
「それだけしても意味ないよ。」
…
いやいや、意味ない施術メニューをあんたのクリニックでは金取ってんのか?
それでも38万ウォンの施術しかする意思がないことを伝えると
ムカッ💢②
「日本に帰ってから後悔するよ。」
わたしの中で38万ウォンを使って1か月後に効果がなくなったとして、痛くも痒くもないんですよ。
売上ノルマがあるのかどうか知らないけど、意地でも38万ウォンの何か(腹が立っていたので、何の施術か忘れた、笑)だけの施術を受けさせてくれないんですよね。
だんだんイライラしてきた傍で、美容オタクさん2人も何と通訳に加担する体制。
そもそも、美容オタクさんが、カウンセラーを兼ねている通訳さんと医師と話しているときに、いきり立って美容専門用語を羅列している姿にどうも違和感を覚えて、その空間から脱出したい気持ちになりました。
オリジオっていう施術が今向こうでは流行みたいなんですが、そもそもその単語も初耳のわたし。
塩の種類?くらいにしか思わない中で、
- ヒアルロン酸入れたけど気に入っていない(この辺はまだ理解できる)
- 脂肪溶解をして(この辺りで段々意味がわからなくなる)
- …
- …
とにかく美容用語が飛び交う中で、みんなが全員美人でない状況(←これめちゃ重要ポイント)に
「あーーーーーーーーーーーーーっ!!
ただのカモにされてるーーーーーーーーーーーーーー!!!
気持ち悪い
帰りたいー!」
となったんです。
お会計を先にさせられるときに、わたしが「帰ります。」って言ったときの、通訳さん。
「その場合カウンセリング代11,000ウォンかかります!」って言った憎たらしい顔を忘れられない!
結局、この日は何もせず退散して、留学時代の友人に「もう施術しないから早く迎えに来てーーー!」とヘルプを求めました。
自分で稼いだお金の使い道は、自分だけが決めていい
そもそもミニマリストって、自分で納得した自分が欲しているモノにお金を使う生き物です。
- 欲していないモノを押し付けられる違和感(ボトックスを打てと言われる)
- 自分の意見を尊重してもらえない不安感(38万ウォンの施術を受け付けてくれず、他の施術をせねばならぬと言い張る)
- 人の気持ちを慮ってくれない孤独感(初のしかも海外での美容施術で怖いのであまり大掛かりなことがしたくないのに、大掛かりなことしか勧めない)
- お金ブロックの嵐への嫌悪感(美容オタクさんはお金の心配しているし、逆に38万ウォンの効果が1か月で消滅してはならぬという意味不明なロジック)
※そもそも美容オタクさんさんにもう1人の美容オタクさん(わたしは初対面)は腐るほどお金を持っている人という紹介を受けていたのに、なんでお金の心配をしているのかもわからず、みんなに騙されているかもという恐怖感も押し寄せてきたんですよね。
ミニマリストさんだったら、絶対わかってくれると思いますが、どんどん施術を受けるのが嫌になったんですよね。
昔クーリングオフを受け付けない悪徳エステ商法なんかでは、どんな手法を使ったんでしょう?
NOと言えるわたしからすると、抱え込み商法をされればされるほど、拒否感が増して絶対にお金を取られるなんてことにはなりません。
- 会社で一緒に上司にバレンタインチョコを買おうとか
- 冠婚葬祭で、一緒にお金を包もうとか
- 一緒に寄付しようとか
- 町内会のイベントにお金を出してとか
こういった自分が払いたくないお金を、人の言いなりで払う必要は絶対にありませんよ。
友人が横で体調不良だって言っているのに、タクシー代をケチって公共交通機関で移動するようではいけませんが、納得しないお金にお金を払って、残業や仕事を増やし、本来大事にすべき自分や家族や家のことを疎かにするなんて矛盾は、とても気持ち悪いものです。
その気持ち悪さを放置するから、家族に八つ当たりしたり、自暴自棄になったりします。
その瞬間にすがらなくても、もっといい状態を自分で構築できる

わたしのお財布に待ったをかけられた理由に、明らかに若さに執着しすぎな同世代の感じもありました。
1人の方は初対面でしたが、美容オタクさんからは「腐るほど金を持っている人」という紹介を受けていました。
施術の際にお金をきちんと心配されている姿に、疑問を持ったのと、「潔く気持ちよく払えないお金を使いながら若さにすがるってなんなんだろう??」って深く考えさせられました。
韓国なんて隣りの国だから、いつでも行けるし、わたしの留学時代の友人の親戚は美容クリニックの医師。
カモの外国人相手のクリニックで施術を受けなくても、自分はいつでも韓国へ行って、ちゃんとした医師の元施術を受けることができるという自信がNOと言えるきっかけになりました。
違和感を感じたときに、NOと言える力は未来の自分の助けになります。
そもそも自分の周りを見渡すと、シワがあってもめちゃくちゃかっこいい仕事をしている女性がたくさんいます。
シミがあっても、とても素敵な家庭を気づいていて憧れる人も。
美容は、身だしなみの一部程度でわたしはいいかなと思います。
わたしの英語力をなかったことにする美容オタクさんについては、また別の機会に…。
ってなことで、みなさん、たくさん笑いジワが増えるような日常をお送りくださいねー!
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