あたたかいメッセージをありがとうございます。
コメントでも、まいにゃんが「お返事なんて気にしないで~。」と言ってくれたので、お言葉に甘えてブログの更新だけします。
ガラクタが溜まりようのない暮らしを送る
わたしの“息をするようにモノを売る生活”は、大学生のときに今のほっともっとフィールド神戸(球場)でオリックス戦を観戦したときから始まりました。
そのときになまじっか英語が喋れたもんだから(当時は)、外国人選手にスタンドから話しかけ、その選手がサイン入りボールを投げてくれたのです。
ただ、昔からミニマリスト気質だったので、思い出だけを胸にボールは硬式野球ボールの正規料金にて、気になっていたオークションサイト・ヤフオクに出品してみたのです。
当時は、オークションサイトが今のように簡素化されていなかったので、落札者とのメッセージのやり取りの量も多く、電話番号も交換し、振込もこちらの口座を明かしての取引。
アイテムの思い入れを落札者に話したり、落札者のそのアイテムへの愛着話を聞いたり、もはや商人(あきんど)のような感じで家の不用品を売りまくり始めました。
最初に売ったボールの落札者が、オリックスのファンでとても喜んでくれたことも、喜捨のすばらしさに目覚る後押しになりました。
わたしは、学生だったので、教材や買い替えた電化製品(CDプレーヤーとかMDプレーヤーとか)など、とにかく“昔は使っていたけど今は使っていない”モノを売っていました。
家族は、わたしが幼い頃に着ていたファミリアの洋服やブランド物を売るようになり、そこからずっと、生活していて不要になったモノを不要になった瞬間に売り続けています。
家の中で、壊れた何かを発見したり、昔は毎日使っていたモノがどこかしらか出てきたりすることは皆無な生活です。
『捨てる=悪』なら、『売る=仕事』にする
ヤフオクのおかげで、何か欲しいモノができたら、手持ちの洋服やバッグやアクセサリーを売ってそれを資金源に買っていました。
オリックスの外国人選手のおかげで、18歳のときからモノが溜まりようのない生活のサイクルが始まったのです。
わたしが学生の頃は、“ヤフオクを利用する=恥ずかしいこと”と思われていたキライがありました。
しかし、今はスマホを愛用している人ほとんどがメルカリ経験があるでしょうから、心理的にも比較的モノを売りやすい時代になったと思います。
その証拠に、お金持ち自慢をするような高齢女性でも、「金を売ってきた。」とか「リサイクルに出した。」とか会話にするようになりましたから。
せっかく、時代が作ってくれたモノを自分の家に滞留させない仕組みをうまく活用しない手はありません。
なんでも記録するのが大好きなわたし。
ミニマリストになりたての頃(6年前)は、毎月売れた総額を記録していました。
3枚だけ残っていますが、まぁまぁのお小遣いになっていました。

モノを捨てるのはみなさん嫌いますが、お金が入ってくるのは好きですよね。
無駄にするわけでも捨てるわけでもないとなったら、手放しやすさはぐんと上がります。
1日1個捨てるのが難しい人は、1日1個出品する癖づけをしてみてほしいのです。
普通のご家庭には、使っていない売れるモノがびっくりするくらいあります。
- デジカメ、ビデオカメラ、ゴルフクラブ、テニスラケット、スノーボードなどのかつてのレジャー品や
- CDやレコード・切手などのコレクションモノ
- 教材や本などの、過去の使用品
- 新品未開封でプレゼントに再利用できそうなハンカチなどの小物
- 処分済みのコードや充電器など欲している人がいるガラクタ
- 何気に溜め込んだブランド物の紙袋や保存袋にリボン
家族が出品することに協力的ではないのは、いつまで経っても「売るつもりになっているだけで、そのモノを家に堆積させ、家族のスペースを奪っているだけであり、家族に何のメリットもないから。」です。
さっさと売り始めて、売れたお金で家族で焼肉でも食べに行けば、家族全員が、
- 不要なモノを売って手放してみること
- そもそも不要なモノを堆積させないようにすること
- 不要なモノを買ってしまわないようにすること
に協力的に絶対になります。
わたしも家族も、いわばお金で釣ったようなものです。
不要なモノがないヤツが1番お金に困っていないと、モノが少ないメリットを感じずにはいられません。
パートに出るように、不要なモノに片を付けて家族の財産を守ることをあなたの仕事にしてしまえば、冷静に要不要の判断もできるようになります。
オークションサイトで運気アップ
20年間何かを売り続ける暮らしを送り、6年間買わずただただ手放すだけの生活を送って、やっと今出品中のモノは
- ヤフオクで出品中17件
- メルカリ12件
- Yahoo!フリマ11件
- ジモティ6件
のみになりました。
わたしの場合、同時出品しているためほとんどの商品が重複しているので、今“なくても平気”な売りに出しているモノは20点以下が常です。
こうなると、急いで手放さないと家のスペースをひっ迫されているわけでもないし、
- 新月前とかにまとめてリサイクルショップへ持ち込んだり
- イライラしたときに、感情を乗せて捨てるのに使ったり
- 訪問客がふと欲しいって言ったときにあげたり
のんびりメルカリ愛用者になってきます。
売ってお金にすることが目的でない、喜捨ルートの確保のみにメルカリを使用しています。
もちろん売上金があればラッキーだけど、損しないことに固執していないのでストレスフリーです。
昔は、顔の見えない取引にハズレを引いてイライラすることもありましたが、今は一切ありません。
過去一の悪徳落札者は、「購入した本が思いのほかきれいでないので新品を買って送ってくれ。」って言ってきたヤカラでした。
このときも、あほを相手にしたくないので「はいは~い。」と購入して送りました。
売上金なんてもちろんなく、マイナスです。
それでも、いいのです。
わたしが追うはずだった不幸を、その人がたかが数百円で引き受けてくれたのですから。
売れ残ったら捨ててもいいし、自分が使ってもいい程度の不要なモノしか家にないってめーちゃくちゃ快適です。
自分の家に明らかなごみや不要なモノや過去の栄光グッズなどが、負の感情とセットに置かれている状況は、潜在意識にやはり気持ち悪さが残るものですから。
先日も数年間出品しっぱなしにしていた靴が売れたのですが、配送方法の選択を間違っていたみたいで異様に高い送料になりました。
ただ、思い出の靴だったので、ボロボロでも捨てづらかった。
それを数百円お支払いして、どなたかにもう少し使っていただけるならわたしの切ない思い出も解放できた気分になって快適なのです。
思い返せば、思い入れのあったジャケットも素敵な落札者の手に渡って、ほっこりしました。
そんな思い出があるおかげで、「あのナラカミーチェの黒のジャケットは、あのときメルカリであの人に譲った。そのときにこんなやり取りをして、くすっと笑ったな。」とモノがなくても思い出が色濃くなるのです。
モノを大切に思うなら、そのモノとの思い出を深めながら手放す。
オークションサイトは最高なのです。
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