あけましておめでとうございます。
行きたくないところに行くのはやめたらいい
大家族の醍醐味ってありますよね。
わたしも幼い頃は、バーバん家にみんな大集合して、バーバ1人が台所とスーパーの往復でいろいろ食べさせてくれ、賑やかなお正月を過ごしました。
わたしはとても楽しかった記憶がありますが、これはわたしが祖母が大好きで祖母といる時間・空間が大好きだったからです。
母は、わたしと同じで人付き合いがうまくないので、母の代になると、見事にこういった交流がなくなります。
ママ友との付き合いも苦手だし、よその子を預かるのも嫌いだから、家に誰かが出入りすることもない。
その上、わたしは一人っ子だから、突然幼稚園に放り込まれても、人との関わりあい方が全くわからず、幼稚園を変わったほど、昔から人付き合いが嫌いです。
母は、旦那の実家となんてうまくやっていけるはずもなく、没交渉のため、わたしには従兄妹とかいるのかどうかも知りません。
そんなこんなで、大人数の醍醐味と少人数の快適、両方を味わったことがある上で言いますが…
やはり人付き合いの選択の仕方は、好きな人なのかそうでないのかってことに限ると思います。
この時期になると必ずテレビで特集される、義理の実家に帰るか帰らないか問題。
もやもやしている方からの相談をよく貰います。
好きだったら行けばいいし、合わないなら行かなくていいんじゃないですか?
今の時代って、みんなと同じがかっこ悪い時代にもう突入し始めているんではないでしょうか。
現にテレビで義理実家に帰るか帰らないかの街頭インタビューで、老夫婦が「帰らないとか、夫婦別々に過ごすなんてありえない。」とか言っているのを聞くと、瞬間的に心の中で「だっさー。」とか「古臭っ。」ってわたしは思ってしまいます。
多様性の今、他人と同じはずがない。
人と同じでいようとするばするほど、不可能を持続するということで自分が苦しくなります。
昔は、選択肢がなかったからみんなと同じでも苦痛を感じにくかったのかもしれませんが、今は選択肢が異様に多いので、“みんなと同じ”は無理宣言をしてしまって、自分の好きな生き方をチョイスした方がいいと思います。
“みんなと同じ”ではない人は、加齢と共に幸福感が増す
昔から独身を貫き通すと公言しているわたしは、“みんなと同じ”から大きくはみ出た人生を歩んできました。
DINKsさんの苦痛と同じなのですが…
非婚主義は結婚している人のしあわせを認めているのに対し、結婚している人は非婚主義のしあわせを認めてくれません。
子なしを選択した夫婦も同じです。
子なし夫婦は子あり人生のしあわせを認めているのに、子あり夫婦は子なし夫婦のしあわせを認めない。
非婚者も子なし夫婦も不幸だと決めつけたがるのです。
普段、少数派で泣いている人と共感したい話。
こういった苦痛はありましたが、“みんなと同じ”ではない人生は、加齢と共に快適さが増すので、楽しみが減る人生後半戦でより一層幸福感を感じるというメリットがあります。
わたしは島田紳助さんが大好きなのですが、彼の
『赤ちゃん、幼少期、少年期、青年期、ってここまでは順調に代わる代わる新しい時代が訪れるのに、オッさんオバハンになってから異様に長い。この長い期間をどう凌ぐかを若い頃に考えとかなあかん。』
って言葉が非常に刺さっていて、若い頃からオバハンの準備を整えてきました。
若い頃は、“みんなと同じ”でない人に待ち受けている老後は最悪なものだと想定しすぎて、今、逆に快適すぎます。
人と違うことをそんなに恐れなくても、“みんなと同じ”でない人の周りには、ちゃんと“みんなと同じ”でない人が集まってくるので安心して、好き放題生きてください。
ミニマリストの行事の楽しみ方

お正月ですが、普段のルーティン通りの生活を送っています。
ミニマリストが年末年始にしない普通のコト、何かなぁと考えてみました。
- 年賀状はとっくの昔にやめたし
- 大掃除なんてほど大した汚れもないし
- お正月特有のメニューを用意するのもやめたし
- 年末セールや福袋なんて、売れ残りを押し付けられているだけ、ととっくの昔にやめたし
- 忘年会・新年会をしなければいけないような人間関係は捨て去ったし
- 1日の初詣はインフルエンザを貰いに行くようなもの、空いた頃に行くし
- テレビの特番も観なくなりました
一応、アイドルの追っかけ経験があるので、レコ大と紅白は予約して後追いでチェックするのだけど…
今年のレコ大は、見事にGRAY以外全部4倍速で、視聴時間5分で終了。
紅白も見たのは、天童よしみさんと福山雅治さんとB’zさんと氷川きよしさん、いるかさん、南こうせつさん、西田敏行さんの仲間、石川さゆりさんくらいだったなぁ…
年末だから紅白みなきゃ、プロレス見なきゃとかもやめると普段通りの毎日を過ごせて、休み明けに仕事復帰が嫌になるとかもなくなります。
それに、やらなきゃいけないことを捨て去った今の方が、クリスマスやお正月、節分、おひなさまなどなど味わって生活しているんですよね。
クリスマスには、母が作ってくれた絵と飾り物2つを出し、植木鉢にサンタさんをぶっ挿す。→ミニマリスト的クリスマス
おひなさまには、バーバがラムネの容器で作ったお雛様とお内裏様を飾る。
単純明快で生きられるのも、やることが少ないから。
今年こそは、自分らしい1年にしてください。
本当は嫌だった“みんなと同じ”、何をやめますか?
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