損得勘定の落としどころ

すっきり暮らす 買わない生活

ここ1週間くらい、あちこちでブラックフライデーって言葉を聞いたり見たりしましたが…

 

未だになんのことかピンときていません。

 

11月の末に、いろんなモノを大安売りするという近年のイベントなんですか?

 

アマゾンから始まった売り方が、他の売り手市場もマネているのですか?

 

興味がないので調べもしないままですが…

 

“ブラックフライデー!!”って騒いで浮足立っているうちは、ミニマル生活、まだまだだと思います。

 

 

人は自分が思っている以上に買って、保有して、所有欲にまみれている

 

ミニマリストを理解してくれる知人・友人と、普段の会話で

  • 買わないすばらしさ
  • 貰わないすばらしさ
  • 増やさないすばらしさ
  • 捨てる・あげる・譲るすばらしさを

語り合い分かち合っていても…

 

彼や彼女たちのモノの持ち方や買い方を見ると、まだまだ物質主義世界で生きているなぁと衝撃を受けます。

 

わたしは5年ほど、モノを買うことから離れている暮らしをしているので、ミニマリストに憧れていると言いながら全然、買い物依存症の人たちの買い物の仕方に、「おおっ!!」となります。

 

買い物依存症と言うと、自分のお給料をすべてモノにつぎ込んでしまうレベルを想像されるかと思いますが、杏的買い物依存症は、“今不要なモノを買って満足している人たち”のことを言います。

 

そもそも、ブラックフライデーって安売りの日なんですよね?(違ったら、まとめ買いにおいての話として聞いてください。)

 

安売りの日にまとめ買いしたり、旅行の際に免税店でストックまで買ったりしているようじゃ、全然、“今を生きる”ことに慣れないと思います。

 

 

損せず、得しつづける買い方を100%することは不可能

友人が、お母さんと一緒にイタリア旅行へ5泊7日で行ったのですが…

 

その時のガイドさんが「あなたたちが1週間かけて巡るツアー内容は、本来1か月かけて行うものです。尋常でないスケジュールなので、しっかりとついてきてください。」と言ったそうな。

 

本当の心のお金持ちは、「いつでも来られる。」と思って、旅行先で優雅に過ごすのに、俺たち日本人は全部詰め込んだプランで恥ずかしかったと笑っていました。

 

まとめ買いの精神もまさにこれと同じです。

 

「必要なときに買えばいい。」心理は、非常に生活をゆったりと心を穏やかにしてくれます。

 

例えば、わたし、韓国の基礎化粧品を買うのに楽天市場を使っているのですが、

 

先日、購入した日焼け止め2本で6,528円、そこからクーポン700円を使って5,828円で買いました。

 

700円クーポンを使ったことで、ものすごぉく得した気分になっていました。

 

しかし、そのショップから500円クーポン配布のお知らせが届いたので何気にクリックすると、今5,724円で販売している!

 

500円クーポンを使ったら5,224円で600円も安く買えます。

 

買い物の損得ってこんな風になっています。

 

わたしの行きつけのスーパーは月火が10%オフなので、月曜日と火曜日に1週間分を一気に買いますが、この2日間は、他の曜日より値段が高めに設定されています。

 

わたしは気づいていなかったのですが、買い物中におばちゃんたちとお喋りすると教えてくれます。

 

「あ、これいつも500円やのに、きょうは10%オフの日やから600円つけてるわ~。」とかとか。

 

なので、得しようと躍起になって、本当に損しないようにするには、市場調査員並みに、全部の値段を比べて電卓をたたいて、その時に1番安いモノを手に入れるために現地へ行き…

 

と、とてつもない動力を使うことになるのです。

 

そして、他のショップで安売りを発見したら、損した感がつきまといます。

 

ずっと損得を計算し続ける生活は、結構、心理的負担が大きいものです。

 

 

使い切るって結構時間がかかって難しいと知る

 

そんな、得するために必死の人、損しないために頑張っている人に言いたいことは、ただ一つ。

 

買うモノを減らしたら、1円や2円のために、数パーセントのポイント還元のために、必死にならんで済みますで!

 

使い切ってから買う暮らしにしたら、余分に使うことがなくなるので、ポイント還元分くらいの内容量得しますよ!ってことです。

 

消耗品の歯磨き粉とか乳液とか、なくなったら買い替えるモノって、ほんっとーにストックがゼロだと、最後の1滴まで使い切りますよ。

 

「そろそろなくなるな~?」で買わない癖をつけるだけで、「そろそろなくなる?」から「本当になくなる。」まで、どれくらい時間がかかるのか、身をもって理解するようになります。

 

化粧品やコスメ、コンタクトレンズの洗浄剤など、できるだけマスキングテープで使い始めの日を書いています。

 

そうすると、使い切るのに2か月のモノ、半年のモノ、1年のモノ、数年のモノって頭にインプットされます。

 

意外にモノってなくなってくれないんだということがわかると、やたらのモノを入れに入れようとしなくなります。

 

11月の杏の3つの目標の1つは“使い切ってから買う”でしたが、家計簿を見ると、日用品費は前月の半分以下、ドラックストアへ行った回数は0回でした。

 

きょうが最後の日だとしても、それを着るのだろうか?

 

おそるべし、使い切るまでに買っている頻度と金額の多さです。

 

 

捨てと買う順番は決して間違うな

捨てるが先

 

わたしは、今月東京に行くので、パンツと靴下とナイトブラなど捨ててくるつもりで、新しいモノを購入しました。

 

正解は、捨ててから買う。

 

今回は、捨てるつもりだからと先に買ってしまった。

 

気分的にどうか。

 

捨てようと思っていたモノを捨てずになんとかやり過ごそうとしている自分がいます。

 

持ってしまったら最後。

 

手放せないようになるんです。

 

よっぽど精神修業を積んだお坊さんでもない限り、所有欲はもくもくと湧いてくるもの。

 

欲をコントロールできるまでは、順番は常に

 

  • なくなって→不便を感じたから→買う
  • 捨てて→着るモノがなくなったから→買う

 

ですよ!

 

 

買わない杏が買ったモノ→杏の楽天room

我が家の様子→杏のインスタ

 

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