ピーコさんと母に学ぶ、大切なモノの使い方

捨てた方がいいモノ 捨てる

若年寄で子どもの頃から昭和をこよなく愛する杏は、昭和スターがどんどんあの世へ還ってしまうのがつまらなくて仕方がありません。

 

さんまさん信者で、さんまさんが出ている番組は観るけれども、ゲストが誰だかわからず、面白味も半減ってことも多々あります。

 

  • 樹木希林さんの買う&持つのは不動産だけっていう買い物の仕方も好きだったし、
  • 西田敏行さんのステキな金縛りの六兵衛さんは、わたしの先祖になってほしいくらい大好きだし
  • 本音を言うピーコさんも、安心させてくれる存在だった

 

本の虫なので、最近はもっぱら昭和スターがよくわかる本を読んでいます。

 

最近、ピーコさんのご本を2冊連続で読んだのですが…

 

ミニマリストに刺さる一コマがあったので、ちょっとご紹介します。

 

 

今を楽しむために、好きなモノを死蔵させない

 

ガラスも陶器も割れるのよ。

人も死ぬのよ!

1年間、使わなかったモノは食器でも服でも捨てるか、人にあげてしまう。

 

惜しくない。

 

死ぬときはひとり。

 

身辺を綺麗にしておけば、あとは何も憂うることはない。

 

改め気づいた、モノは使ってこそ生きるって。

 

だから、本当に気に入っているバカラのグラスで水を飲み、これだけはと残した古伊万里でご飯を食べる。

 

そりゃ、割れることだってあります。

 

ガラスや陶器なんだから。残念と思うわよ。

 

でも、割るともったいないから使わずにしまい込んでいるなんて、もっともったいない。

 

バカみたいっ。

 

私もあなたもいつかは死ぬのよ。

 

永遠ではないから、なおのこと、今という時がいとおしい。

 

だから私は今を楽しむために、好きなモノを周りに置き、好きなモノを使って生きているんです。

 

こちらの1冊です。

 

このご本を出版されたのが2012年となっているので、なくなるちょうど干支一周前あたりから、モノとの付き合い方を見直したようですね。

 

ミニマリストや生前整理って言葉を極端に嫌う人だって、このピーコさんの言葉なら納得できるのではないでしょうか。

 

ミニマル生活も生前整理も死に支度なんかではなく、“今を最大限に楽しんで生きるメソッド”なだけです。

 

わたしも35歳で本格的にミニマリストになってから、使うんです。

 

そしたら割れるんです。→ウエッジウッドを我が子が割る

 

でも、ピーコさんの言う通り、食器を抱えて棺に入れないし、持っているからには使わないとほんっとーにもったいないです。

 

棺に入れられるのは、燃えるモノだけだし、カルティエの指輪もこの世の遺していかなければいけないのですよ。

 

わたしは、バーキンを傷がいかないように抱えて持っている人を見たときに、ピーコさん風に「持つ資格なし!」と突っ込んだことがあります。

 

それならブランド物バッグなんて売りさばいてしまって、自分が肩凝らない何かにお金を使った方が活きたお金ってもんです。

 

 

使わないほど、もったいないことはない

 

ピーコさんがこの言葉を残したのは12年前だから、当時67歳。

 

こんなことを言って生き様を見せてくれる67歳だと素敵ですよね~。

 

ちょうど杏の親世代なので、見習ってほしいくらいです。

 

我が家のアラ古希はと言うと…

 

今度、極寒地へ旅行するので、母がジルスチュアートで買ったもこもこしたブーツを履いてやるチャンスだと思い(履いているのを見たことがないから)、靴擦れしないかチェックの意味を込めて、コンビニまで履きました。

 

靴の劣化

 

帰り道、何だか左のかかとがプカプカする。

 

もっこもこのブーツだから、中敷きがよれたのかななんて思いながら帰宅。

 

「よし、これなら足が痛くならなさそうだから、旅行に持って行こう!」と決意して片付けようとしたら、玄関がなんかすごいごみだらけ。

 

土足厳禁の我が家の玄関が、汚れるはずがないのになんなんだとあたふたしていると、ジルスチュアートのブーツでした、犯人。

 

ピーコ 名言
今を生きる
モノを大切にする人

 

自宅から徒歩数分のコンビニを往復しただけで、この破壊力、ヤバくないですか?

 

母に聞くと、なんと7年も前に買って1回も履かずに靴箱に飾っていたんだとか。

 

仕事柄、ごみ屋敷や汚部屋の片づけをすることがあるのですが、靴は非常に劣化が早いように感じます。

 

ちなみに、我が家の靴箱に関しては、7割収納くらいで湿気もなく温度も適温。

 

箱に入れっぱなしなんてこともありません。

 

それでも、ここまでもろっもろになります。

 

ごみ屋敷や汚部屋では靴のソールがもろもろは常識で、靴の次にビニル袋がもろもろ、シーツなどの布がもろもろの順で、ヤバ劣化します。

 

靴はソールがここまでなる前に、中敷きがもろもろになって足の裏にいっぱい合皮が引っ付く状態には2~3年でなります。

 

ジルスチュアートだから、まぁまぁな値段したでしょうに、1回も履かずにもろもろとはなんとまぁ、もったいない!

 

ね?

 

使わないと本当にもったいないことがわかるでしょう?

 

かくいうわたしも、レザーのスカートをあまり履かずに破いたことがあります、3年前に捨てました。→たんすの肥やしがもったいない理由

 

なぜ、もったいながって使わないのか。

 

理由がやっぱりピーコさんもおっしゃっている、壊れるからなんですよね。

 

使っていると壊れる、それが嫌と思うから、使わずに埋蔵・死蔵させてる。

 

そうするともっともったいないことになるんです。

 

きょうから、形あるモノは壊れて当然!と自分に声をかけて生きましょう。

 

 

ちなみにもろもろさせると、捨てるときの苦労も倍増です。

 

破壊されたビニル袋やシーツ類をごみ袋に入れるだけで、一苦労…。

 

我が家のブーツもごみ袋に入れるだけでは終わらず、玄関の掃除機掛け、床拭きがプラスされました。

 

金持ちのルールブック

 

 

買わない杏が買ったモノ→杏の楽天room

我が家の様子→杏のインスタ

 

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