「捨てていてよかった!」を発見する毎日

成功者は捨てる 片づけなくていい家

ミニマリストだと言うと、世間ではまだ“モノを捨てまくる人”と勘違いされていることが多いです。

 

その上で必ず聞かれることが、「捨てて後悔したモノはないのですか?」

 

「んなもん、ねぇに決まってんだろ!」

 

と高嶋ちさ子さん風に言いたいとこですが、杏リポートの読者さんみたいにわたしの毒舌に慣れていないでしょうから、そんなことは言わず、

 

「本当にないんですよ。」とお答えします。

 

きょうは、この捨てて後悔したモノについて、みなさんとおしゃべりしたいと思います。

 

 

後悔どころか、持っていたこと(モノの存在)を忘れるのが常

 

基本的に99.9%、捨ててよかったモノばかりです。

 

人間の脳ってことごとく、長く生きのびるためにバカにできているなと感心するのが、忘れる力の強さです。

 

捨てようか悩んでいるときって、まるで結婚相手を2人まで絞ってどちらにしようか真剣に考えているくらいの煮詰まり具合で迷います。

 

もう、捨てるという自分の判断が怖くて(あとあと後悔しそうで)、酔っぱらった勢いでごみ箱に入れて、翌朝、それを発見できないように工夫してまでして捨てます。

 

そうすると、数日間は、後悔どころかそれがなくなって、部屋の空間が多少なりともアップした快感に包まれます。

 

ところがこの快感もたったの数日で終わり、空間があることが当たり前になり、捨てたモノがかつて自分の素敵な部屋の空間を圧迫していた事実さえ記憶に残りません。

 

 

捨てて記憶に強く残っているのは、0.01%のモノだけ

 

わたしが捨てて強烈に覚えているのは2つだけ。

 

  • バーバの丸いブルーの座布団みたいなのと
  • 母がVIP対応で購入した絵

 

バーバの座布団は、祖父母の家の片づけをみんなでしているときに、わたしが「あ~これもいらないね!」ってごみ袋に入れたのですが、あとあと母から「実は、捨てたがっていなかった。」と聞かされたモノです。

 

バーバもそのときにわたしにいると言えばいいのに、可愛い孫の行動に水を差せなかったのか、いまだに「勝手に捨ててごめんね。」と後悔しています。

 

母の絵は、数十年の時を経てびっくりするくらいの値段で売れたので記憶に残っています。

 

 

一瞬の捨てて困ったモノは、何故かすぐ手に入る

 

わたしは、ヤフオク・メルカリ・Yahoo!フリマ・ジモティのヘビーユーザーです。

 

新月前は、段ボール・紙袋・エアシート・ビニル袋など溜まりがちなモノを、資源ごみ回収袋に使ったりして、全捨てします。

 

そんな日の翌日に限って、何かが売れ梱包材がなく困ることが一瞬だけあります。

 

ところが不思議なことに、発送するまでに何故かネットショッピングしたモノが届いて箱を再利用できたりします。

 

そもそも、全捨てしたから売れます。(お金が入ってくる)

 

売ることで家から追い出すから、必要な梱包材が手に入るのです。

 

一瞬の後悔はあっても、振り返って紐解くと「捨ててよかった!」になるのです。

 

 

捨てたモノは、記録を見ないと思い出せもしない

 

捨てて後悔するどころか、過去に自分はどんなモノを手放してきたのか記憶にも残っていません。

 

オフィスデスクやラック、テレビボード、超絶に大きいソファセット、本棚、有線の掃除機、アイロンボードとアイロン、ズボンプレッサー、ホームセンター開設できるほど量があったプラスチックの収納ケースたち、大きなホワイトボード。

 

大きなかさばるモノは記憶に残っていて、今もさっと書き出せましたが、こまごましたものは捨てた物記録を見ないと思い出せません。

 

捨てて後悔

 

あとは、たま~に、捨てた物記録をにんまりしながら眺めて、

 

「あ~そういえば、ママのシャネル化粧品売りまくったな。」

「あ~そういえば、ママのユニクロさばくの大変だったな。」

「あ~そういえば、ママのジーンズ重く肩ちぎれるかと思ったな。」(我が家のモノを増やすガンはとにかく買い物依存症の母)

 

とモノがあったとき、それを手放したときの苦労・辛さばかり鮮明に思い出され…

 

  • 若いときに捨てきっていてよかった
  • 今の体力じゃ、精神病んでたね

 

と過去の自分を褒めてあげたくなるばかりです。

 

 

残していても記憶に残っていなければ意味は全くなし

 

わたしはここ数年、韓国ドラマにドはまりしており、毎日(平日のみ)、ハングルのラジオ講座を受講しています。

 

1ステップ

最初は、ご丁寧に毎月発行されるテキストを購入していましたが、ハングルの上にカタカナでルビを打っていることで、まったく文字を覚えられず、テキスト購入をやめました。

 

2ステップ

講座内容を全部手書きで裏紙に書き、勉強すること1年ほど。

 

3ステップ

1年で習ったこと全て吸収できるはずもないので、数か月に1度、裏紙ノートを見返しては、捨てるモノと残すモノに仕分けしていました。

 

4ステップ

2年目となると、毎日受講することで、過去の裏紙ノートを見返す余裕なんて自分にはないことにようやく気付き、過去ノート全捨て。

 

5ステップ

今は、裏紙に書き出して毎日講座を受けるも、受け終わったらそのノートを捨て、復習したくなったらまたノートに書くようになりました。

 

6ステップ

捨てる捨てない判断を改めてする必要もなく、ノートを邪魔に思うことなく快適に過ごしていたら、今、2年ほど前の講座と全く同じ内容をNHKが流しているのですが、驚くほど全部記憶に残っていて、あっているかな?と書いたハングルも全部合っています。

 

モノってなくても平気なんだということを、わたしのハングルで身を持って証明できた気分でルンルンです。

 

大事なのはモノがあるかないかではないし、捨てるか否かでもありません。

 

今必要なモノが数分後に、過去のモノになったら捨てるのが普通にすると、捨て活なんて時間も不要になりとてもシンプルで楽です。

 

捨て活の時間を捨てる

 

 

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