「お金、空から降ってこないかなぁ」…と通帳を眺めてため息をついているようでは、お金の神様に愛される日は遠いです。
どうせ、脳みそを使うなら、ため息を吐くだけの結果を招く考えより、事態を改善できる考えを起こしてください。
嫌な現状がいつまでも変わらない人と、どんどん望ましい未来を切り開いていく人の差ですよ。
本当にお金はないのか、ないとなぜ困るのか1分で説明できますか?
早速、脳みそをお金に愛されるために使ってみましょう。
ところで、なぜみなさんはお金がないのでしょうか?
そして、お金がないことにどうして困っているのでしょうか?
困っている内容を具体的に、書き出してみてください。
杏の場合だとこうなります。
- お金がないと思っている
- でも本当は貯金はたっぷりある
- お金がないと思っている理由は、毎月使える金額を低く設定していて、クレジットカードの口座引き落としのタイミングで不足額を補填している、こんな行動がお金がない人と同じなのでそう思い込んでしまっているだけ
- これでお金はあるとわかったけど、将来の不安があるのはなぜだろう
- これから、仕事をたくさんするつもりはなく、貯金や財産を切り崩して生活していくから、お金が減る不安がある
- ではもう少し頑張って働いてみる?
- いや、FIREは長年の夢でありそのために、35歳で燃え尽き症候群になるほど働いて稼いで資産を増やしたのだから絶対にハードワークはしたくない
- あれ、わたしってただ夢が叶っただけじゃん
- 不安がる必要なかったね
- これからも、今まで通り計画的に、記録しながら自分の必要なモノにお金を使っていこう
杏のようなタイプの人がお金がないと嘆いている場合は、ただ不安がりたいセルフ構ってちゃんだってことがわかります。
これはわたしのブレインダイブです。
みなさんのお金の現状を紐解いてみてください。
ないと困る理由があるのなら、なくなっている現状をさっさと変える
お金がなくて困っている理由が、
- 子どもの学費が払えなかったり、
- 車や家のローンが払えないっていう場合でしたら、
落ち込んでいる場合ではなく、さっさと車を売る手配や家をダウンサイズする計画を立ててください。
家の住み替えは、思いついて明日できることではありません。
- 売る場合は、仲介業者を見つけて媒介契約を結ばなければいけないし
- 賃貸の場合は、1か月前に家主さんに解約通知をしなければいけないし
- 売れること・解約できることが見込めた場合でも、次に住む家を手配しなければいけないし
- それに伴って少しまとまったお金が必要かもしれない
とにかく、さっさと行動に移さないと、現状を変えられるのはどんどん先になってしまい、赤字は続く一方なんです。
ちなみに、わたしが5年前にミニマリストになったときも、行動はとても速かったです。
- 車を3台から1台に減らしたし
- 不要な土地も2年以内に全部売り飛ばしたし
- 家を1件、賃貸に出しました
早く行動を起こした方が望む未来が、早く手に入ります。
子どもが1番不安がるのは、何も状況を理解していないのに事態が悪化していくこと
子どもの学費は年齢によっても違ってきますが、
- 親しか払えない年齢だったら、私立から公立に変わるのも1つの案だし
- 子どもがどうしても転校を嫌がったら、学費を最優先にして削れるほかを何とかするべきだし
- アルバイトできる年齢なら、家計のやりくりの家族会議をお子さん交えてすればいいでしょう
親の借金都合でお子さんが振り回されるのは、かわいそうな気もしますが、1番やってはいけないことは、子どもになんの相談もなく、親が慌てふためいて家を売り急いだり、子どものために親が犠牲になって不幸な顔で毎日を過ごされることです。
内緒にすればいいってもんではありません。
子育て中に、子どもに隠してOKなのは、夫婦げんかだけ。
あとは、子どもも大事な家族の一員なのですから、家族会議には参加させてあげた方がベターなんです。
お金の司令塔になれる人は誰かを家族で決める
わたしの家では、人が何百万貯めたと思ったら、家族に「〇〇のお金が払えない。」と申告があり、わたしが何とかするってことが20代から増えました。
親がお金のことでケンカしている10代の頃は闇雲に不安で、どうにもできない焦りがありました。
ただ、20代になると、「あ、この家ではわたしがしっかりするのが、どうやらまともに杏家を運営するのに最適かもしれんぞ。」と思い始めました。
実際にあったことを例に挙げると、
- 家の改装が必要になり数百万円を、大阪ガスのローンを組もうとしたら、過去に父がガス代の支払いが遅れたことがあるからローンを組めないと言われたり
- 車はリースが得だと言い張り、高級車を乗っていたのに、リース期間の最期、300万円払ってその車を自分のモノにするか、契約終えて車なしになるか選ばなくてはいけないタイミングで、300万円ないと言われて、わたしが払ったり
- わたしが司令塔になったあとも、定期的に50万円貸して、100万円貸してがあったり(親子間でもすべて契約書を作り全部きっちり回収済み)
こんなことが20代前半からありました。
結果、早い段階から親に事情聴取して、状況を把握、お金の問題をどう解決していくかわたしが司令塔になりました。
腹を決めた人間は、逞しくかっこいい
“困ったときの杏ちゃん”状態だったので、家族・親戚から「1番若いあんたが、なぜそんなに偉そうで決定権があるのか!?」なんて言われることは皆無でした。
うるさい親戚や家族っていると思いますが、言われ続けたり責められ続けてしまうのは、自分の腹が決まっていなくて、相手に弱っちいと思われているからです。
覚悟が決まった人間は強いです。
NHKの連続テレビ小説“カーネーション”ご覧になってください。
コシノ三姉妹を育てたお母さん・小篠綾子さんを描いたドラマですが、小篠さん(ドラマでは糸子って名前)が業者の男性相手に巻き舌でまくし立てる様は、ほんっとにかっこいいです。
失敗してしまいがちな“わたしが犠牲になって解決しよう”←これ、絶対にしないで!
ここで“自分だけが何とかする”は絶対にやめてください。
そんなことしたら、親のせいで苦労させられた自分がトラウマとなり、同じようなタイプの男性を引き寄せて一生不幸になります。
わたしは、ただ司令塔になっただけです。
- こうやって返していくよ!
- そのためには、このお金を削るために家や車はこうするよ。
- 働ける人は働くよ。
- お金はこうやって出し合うよ。
- わたしは自分の仕事のために〇〇にお金がかかるから、〇〇は削れないけど、ここは削るからね。
- あなたも何かの無駄は排除するのよ?
- わかった?
- クレジットカードあれば使うから、解約するよ。
- これからお小遣い制にするよ。
- 趣味のモノは自分のお金で常識範囲でね。
- 請求書を発見したら、「これ、何?」
決して、自分一人ではせずに、状況を共有しつつ1番しっかりしている人が司令塔になるだけです。
わたしが関与してから10年はかかりましたが、着実に問題は1つずつ解決し、今は、お金の問題はありません。
早期解決できる人に、ないもの

それは、悲壮感です。
司令塔がイキイキとしていたら、不思議と家族や親戚も前向きになります。
わたしは、そもそも結婚願望がなかったので、20代のみんなが恋愛にうつつ抜かしているときにめちゃくちゃ働いて、今すごく楽させてもらっています。
もし、結婚もしたいし勉強もしたいのに、家のために…って20代の人は、ちゃんと婚活しながら司令塔してください。
できますから。
お金にきっちりしている女性で20代だったら、若き青年実業家と二人三脚で生活してくような結婚も素敵でしょうし、お金にきっちりしている女性は嫁には最高ですよ。
わたしが、恋愛体質でないのにちょくちょくプロポーズされるのは、家のことがなんでもできるからです。
モテるからではありません。
そろそろ結婚したいな~って男性が周りを見渡したときに、まだ独身で家のことをきちんとしそうな女性はとりあえず候補にあがってアプローチしてきます。
35歳くらいまでは子どもが産めるので、需要もあるでしょう。
人が作ったお金トラブルのためなんかに自分がクサクサしたら絶対にダメですよ!
ここまで読んで、自分の家は借金があるわけでもないし、子どもにお金がかかるわけでもないのに、お金がないと思う組は、ただ何も考えずにモノを買ってお金を使うのが趣味なんですよ。
- そんなあほみたいな趣味を一生自分の趣味としておくのもよし
- お金の威力を最大限発揮できる、人のために使うことができるくらい、お金を持つことを夢とするのもよし
決めるのはあなたです。
最後になりましたが、そもそも自分が司令塔になってまで助けたい相手かどうかはちゃんと最初に見極めてくださいね。
わたしは司令塔になっても、気持ちを返してこない人はばっさばさ切っていますよ。
見捨てた親戚、大学の同級生、元カレたっくさんです。
主人公は自分!で生きてね。
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