中毒者ってカッコ悪い…
わたし、addicted（中毒）状態を年齢と共に嫌悪するようになりました。
「addictedしたくないの～。」これ、杏の口癖です。
きっかけは、憧れていた男性の異常なまでのオンナ好きを目の当たりにしたときで、「そこまで若いオンナの尻を追っかけるなんて、この人は精神異常者なんではないか？」とドン引きしたことでした。
とてもかっこよくておしゃれで、ライフスタイルもきっちり、からだのメンテナンスをこなす様に尊敬までしていたけど、部屋はキレイでちょっと潔癖気味って言っている人が誰彼構わず寝る？
不潔っ！！と思ってから、中毒状態じゃないオトナになろうと思って生きてきました。（２５歳くらいのときに思った）
かつての上司が禁煙した人でしたが、彼は「同僚が飢えた獣のようにたばこを人からふんだくって吸っている姿を見て、ああはなりたくない。」と強く思ってやめたと言っていました。
オンナであれたばこであれ、自分をコントロールできずモノに振り回されている様は無様なんですよね。
モノやコトに振り回されず嗜好を楽しむオトナ
わたしは幼稚園の時の将来の夢が『お酒もたばこも嗜むキャリアウーマン（弁護士）』ってだけあって、きっちり２０歳からお酒とたばこを嗜好し、たくさん仕事をしてお金を稼いできました。
たばこを吹かしていましたが、機内で吸えないことにイライラして到着するやいなや喫煙所を探すオトナは嫌いでした。
路上喫煙禁止になってから、コンサート観賞後にたばこを吹かして出待ちするオトナも「ケッ。」て思っていました。
その心は「いつでも吸えるじゃん。たばこに振り回されてカッコ悪っ！」です。
これはモノを手放すときにもこの心理が働きます。
- 「いつでも買えるじゃん。」
- 「もう流行ってないじゃん。」
- 「今どき、モノグラム（ヴィトン）なんてダサいじゃん。」
- 「流行おくれのブランド持つくらいならノーブランドっしょ。」
- 「死ぬときにあの世に持って行くわけじゃないし。」
- 「どうせ最後は全部ごみになるんだから。」
以前、アメ友さんが記事に書いていましたが、
- 豪邸に住んでいても部屋の中が埃まみれだと羨ましくないし
- バーキンを持っていても髪がパッサパサとかだと憧れません。
要はモノ（持ち物とか）やコト（海外旅行とか）をどれだけ立派にしても、それに人間性が伴っていないと素敵ではないのです。
記録は、全ての行動を後押ししてくれる
年齢と共に、
- 駅ビル内のレストランで食事している最中にわざわざ遠い喫煙所まで行く
- 仕事中にクソ寒い・暑い中、外の喫煙所へ行く
って行動がすんごくめんどくさくなってきて、自然と自宅でしか吸わないようになりました。
ちなみにわたしはミニマリストらしく荷物が少ないです。
仕事でないときは、ミニエヴリン１つ。
これの赤を愛用。
となると、電子タバコも邪魔になってきた。
そんなこんなであまり中毒ちっくではないスモーカーをしていましたが、４０歳を境に美容にどんどんお金がかかるようになって…
たばこ代を美容代に変えられないか考えるようになり、吸ったたばこの本数を家計簿に毎日毎日、記録するようになりました。
『記録すると、捨てられる。』といつも紹介していますが…
ミニマリストがこの１週間で捨てた物／すでに感じ始めているジモティの需要と供給バランス①
たばこも吸った本数を記録するようになると、吸い過ぎないように気をつけるものです。
月々のたばこ代は３分の１に減り、現状維持かな～なんて思っていたときにコロナ感染＆重症化＆入院。
中毒でない状態をキープできるようしていたせいで１週間吸わないまま、禁煙者にスライドしました。
目まぐるしい努力もなく禁煙した。
２０歳までノンスモーカー、４０歳までスモーカー、また吸いたくなったら６０歳で考えよかって軽く考えていたら、苦しまずに禁煙できたのです。
ちなみにわたしはたばこを吸っていない方がカッコ悪いと潜在意識では思っているので、周りにはやめたこと内緒です。
みんなも言わないでね。笑
嗜好品は優雅か優雅でないか基準で取り入れる
ちなみにわたしの父も長年愛煙家でしたが、年と共に咳き込みながらたばこを吸うようになり、「それ、クッソカッコ悪いよ！」とプレゼンしまくりました。
- たばこ吹かしてわっはっは～と笑って健康そうなオジンはかっこいいけど、
- たばこ吹かしてゲホゲホせき込むオジンって、すげーカッコ悪い！
別に「やめろ。」とは一言も言ってません。
「吸うなら、めちゃくちゃ健康体になって優雅に吸えよ！」って、咳するたびに言い続けたら勝手にやめました。笑
わたしは、マックのフライも食べるし、カウチポテトもします。
ドラマのワンシーンに出そうな状態を演じながら生きるのはＯＫとしますが、ポテトチップスを体重を気にしながら食べ、結局１袋食べてしまい罪悪感…
とかはかっこよくないのでしたくないのです。
自分で優雅だけを引き受けるようにしたら、余計な嗜好品を排除できます。
そんなこんなで、最近は毎日のビールを減らしたくなってきました。
- 缶のごみが出続けること（毎日資源ごみに出しに行っている）
- ビールを飲むと排尿にお金を払っている気がしてくること
- 買うときに重たいこと
- 飲み過ぎると、失言したりあまりいいことがないこと
結構デメリットが多くて…
今月からはビールを飲んだ本数を記録するようになりました。
すると不思議。
休肝日なかったわたしが週２回は０で終わります。
みなさん、減らしたい嗜好品があれば、とにかく記録して！
- おかし
- チョコ
- ナッツ
- 洋服
- 服飾小物
- 靴
- サンダル
- ジュエリー
みんなにとっての嗜好品を手にした口にした買った回数を書く。
家計簿でもエクセルにでも、なんでもいいから！
自分が摂取した数を見ると、減らせますよ。
中毒的発想を手放すと、いろんなことがバカバカしく執着が薄れます。
ヒッキーの♪addicted to you♪を歌いながら、中毒的な何かを手放してみてね♡
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