床にモノを置きまくっている家ってありますけど、そこの家人は中山きんに君みたいに頑丈なからだなんでしょうか。
わたしは、留学するまで学校にもタクシー通勤するような子どもだったのが、18歳で突然、碁盤の目を歩き始めて、ぎっくり腰に。
以来、腰痛は人生の友です。
思い返せば、ランドセルの重さでもわたしの背骨は悪化したし、小学生の時に通っていたお受験のための塾のテキストの重さでも首をいわした(ケガをした)なと思います。
加齢と共に痛みと共存することが苦痛になり、ヨガを始めたわけですが、やはり弱い腰・膝は疲れが溜まったり、合わない靴を履くと顕著に「ご主人~!やめてくだせーっ!」と痛みが出ます。
敏感体質の老体が思う、床にモノを置く弊害
敏感と鈍感、どちらが生きやすいかと言えば鈍感だと思います。
ただどちらが長生きするのかと言えば、敏感だと思います。
小林麻央さんが闘病生活を綴っていたブログでも書いていましたが、彼女はかつて鈍感さんだったそうです。
- マッサージした→効いたわ~とか
- サプリメント飲んだ→調子いい気がする~
みたいな効果を感じなかったと。
わたしは、これと正反対で少しでも違和感・痛みがあるとすぐに気づいて速攻で病院へ行きます。
医療保険や生命保険を結ぶときにとても面倒な思いをします。
しょっちゅう病院へ行っていると軟弱と思われ保険屋に嫌がられるため、いちいち説明しなければならないのです。
血便が出て再検査したときなんて、「元々痔のキライがあり、大腸検査のときに、ちょっと力み過ぎたら切れ痔になり検査でひっかかっただけで、どこも悪く悪くありません。」とか書かされました。
ただ、保険屋曰く、慎重派で病院へしょっちゅう行っている人の方が保険を使うことは少なく、健康体で過信していた人の方が保険を使うことになると。
なので、痛みや変化に敏感なのは、トラブルを早いうちに解決できいいことなのです。
ちなみに、男性に浮気されたことも皆無です。
100%の確率でバレると、歴代彼は全員わかっていましたから。
人の顔色の変化にまで敏感で若干ストレスが溜まりやすいところがデメリットですが、これは心を鍛えれば何とかなっていくものです。
総合的には敏感さんの方がお得なのでは?とわたしは思います。
部屋で敏感になれると、命を救う
部屋も同じです。
モノが多く床が見えないようでは、敏感になりたくても非常に難しいでしょう。
家の中に落としたホッチキスの芯1つを探せと言われれば、ウォーリーを探せみたいなことになるでしょうから。
ただ、部屋でも敏感な方が家族全員が健康になります。
例えば、わたしの子ども(にゃんこ)は毎朝小さな白い薬を飲むのですが、たまに上手に吐き出しています。
速攻で気づくのは、床にモノはもちろんのこと、埃も薬と同じサイズ感のごみも落ちていないからです。
モノが少ないと変化に気づきやすいのです。
当たり前ですが。
- 老人はつまづきで転倒することもないし
- つまづいたとしてもこけた先に頭を強打するモノが少ないし
- 地震の際に上から落ちてくるモノはないし
- 燃え広がりやすいカーペット・衣類など少ないし
- 洗濯の回数も減るし
- 掃除機やモップがかけやすいし
まぁ、衛生的になります。
地べた寝のメリットとデメリット
わたしは、セカンドハウスではベッドを持っていません。
ホームにはありますが、使っておらずリビングにIKEAの簡易マットレスを敷いて寝ています。
セカンドハウスでは、三つ折りマットレスのみ敷いて寝ています。
過去何回かの引っ越しでベッドを処分する大変さを実感したので、ベッドフレームは、できれば一生買わずにいきたいなぁと思っているからです。
マットレスだけのメリットと言えば、いつでもベッドのない状態にできることです。
干しやすく、ベッドにカビなんてこともない。
マットレスも、クローゼットに入れられるくらいの軽さとサイズですので、
なんにもない部屋にもかんたんにできます。
ヨガもここでしています。
1つだけデメリットがあるとすれば、腰痛持ちのわたし、腰が痛いときに起き上がるのが辛いことくらいです。
腰も膝も負担がかかりやすいので、ゆっくり起きています。
床の上のモノの量と膝腰の疲労は比例する
床にモノを置いた経験はないけど(汚部屋経験はないけど)、床にモノを置く暮らしの不便さは知っています。
何故なら、我が家には動物がたくさんいるので、常時・一時的共に床に置いているモノの相手を毎日しているからです。
- ねこトイレ(常時)
- みんなのお水(常時)
- それぞれのごはん(朝と夜の2回、老人組は何度も)
- おもちゃ(一時的)
- トイレはされるたびに、しゃがんで掃除、立ち上がる
- 水は洗い物のタイミングでしゃがんで取って、洗って水入れて、またしゃがんでセット
- ごはんはそれぞれ好きな食べる位置があるので、そこへ持って行きしゃがんであげる、食べ終わったらまたしゃがんでお皿を回収
この上下運動、だいぶんこたえます。
1匹、1日に5回トイレするとしたら×人数分、屈伸運動をするようなものですから。
これプラス、みなさんご存じ、わたしの毎日の日課・階段拭きが加わりますから。
ちなみに膝の痛みの原因がほとんどが使い過ぎだと、元よしもと芸人の整体師、松本恒平さんは解いています。
ということはですよ?
40歳の週3回からだ鍛えているわたしが、床にあるモノの相手をするのにこれだけしんどさを感じている。
ということは、運動習慣もないただの老人はもっとしんどいってことですよね?
それを苦痛に感じていないのならば、感覚麻痺してしまっているということです。
痛みに鈍感になってしまい病気も見逃す危険性が上がります。
もし苦痛を感じているのなら、もっと楽に自分の部屋で生活する方法ありまっせ!って話です。
からだに負担をかけて、自分を精神的に追い込んでまで「モノは捨てられないんです~!!」って喚いている人って、一種のマゾで変態に思えません?
要は捨ててね、買いすぎないでね、増やし過ぎないでねって話です。
もう年だし、床にあるモノは全捨てでいいんじゃないでしょうかね。
買わない杏が買ったモノ→杏の楽天room
我が家の様子→杏のインスタ
床にあるモノとの付き合い方をじっくり考えられた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ