週末は、自分の欲を分析できましたか?
- 欲には、いい欲と悪い欲があり、悪い欲は手放した方がいいこと、
- また物質に対する快適さは人によって違うことを
お伝えしました。
金曜日の続きです。
物欲は、一過性のもの
わたしのブログを長年読んでくださっている方だとご存じだと思いますが、2019年にモノを捨て始めたときのわたしの夢は“マワハンガーのみのクローゼットにすること”でした。
当時は、家族のおぞましい量の新品タグ付きの衣類に囲まれていたので、管理できる量まで減らして、少しお高めのマワハンガーで統一することを理想としていました。
目標にするために、カットソー用10本とパンツ用10本だけ買いました。
洋服の断捨離を繰り返すとともに、20本あったマワハンガーは姿を消していき(人にあげるときに一緒に渡したりしたので。)、今手元にあるのは、両タイプ合わせて5本くらいのみ。
少し高めのマワハンガーですが、今の洋服の量だと全部揃えようと思ったら揃えられます。(金銭的にね。)
けど…
わたしには、世間のみなさまほど、マワハンガーの魅力がわからないのです。
- 洗濯物を干すのは、白の針金ハンガー
- クローゼット内で吊るすのは、プラスチックの黒ハンガー(クリーニング店のモノで種類は揃えている)
9割がたの洋服はこの2種類のハンガーで対応しています。
ここに、マワハンガーでないと吊るしにくいモノを吊るしているのですが、ハンガーだけかけている場合、他のハンガーと比べて、ハンガーがあっち向いたりこっち向いたりします。
なので、洗濯物を干そうとハンガーを下ろすタイミングで、隣りにあるマワハンガーにひっかかり、結構な確率でハンガーが落下します。
それに加えて、昨日、ワンピースをクリーニングに出すためにマワハンガーから外すと、シリコン部分が、モノによって黄ばんでいる。
せっかく統一感出すために揃えたマワハンガーでも、これだけ色が変わってくるとバリバリA型のわたしとしては、もう耐えられずいらないレベルです。
何が言いたいかというと5年前には切望して羨望していたマワハンガーとの暮らしですが、わたしにとっては、大したことなかったってことです。
今回のマワハンガーへの欲は5年かけて消滅どころか、欲の反対に持ちたくない!とまで思っています。
モノってそんなもんじゃないですか?
世間の口コミより自分の口コミに敏感になって!
掃除好きミニマリストとして、世間の声に全く納得いっていないのが、マワハンガーの他にオキシクリーンとウタマロもあります。
『これだけ汚れが取れた~!』って映像をよく見かけますが、そこまで汚れを溜めている時点で、わたしからするとミニマリストでも掃除好きでもなんでもないと思ってしまいます。
実際に購入して使用したこともありますが、特段「落ちる!」とも特段「便利!」とも思いませんでした。
- 魔法瓶と急須の茶渋を取るのは、100均の過炭酸ナトリウム
- 汗ばむ季節に肌着の黄ばみなど落とすのも、100均の過炭酸ナトリウム
- トイレ掃除は、クエン酸水の方がいいのはわかってるけどその都度するのでアルカリ電解水
- お風呂掃除は、ボディソープと毎度乾拭き
- 人の家の掃除用に持っているキッチン用マジックリンは、2週間に1度の換気扇のフィルター掃除に使います
こんな感じでナチュラル系と定番洗剤のみで生活していますが、何も困っていません。
みなさんはどの快適を求めるかを自分で選ぶ必要があります。
掃除は、汚れを溜め込んでごっそり取るのが生きがい!って人は、塩素系の環境にも生き物にも毒になり得る強い洗剤を使えばいいと思います。
ただ、平均的に毎日比較的キレイな部屋で過ごしたいなら、毎日適度に掃除する方が、洗剤も買い込まなくていいしおススメです。
人様のプレゼンに過剰に感激してモノを買い込むクセは手放して、自分の使用感を信じてください。
ニュージーランドに帰ってしまったご近所友が久しぶりに日本に来ています。
ミニマリズムについて語り合っていたのですが、彼が
Giving up is total freedom! I want to give up EVERYTHING!!!!
(諦めたり手放したりすると、完全な自由を手に入れることができる!私はすべてを諦めたい!!!!)
と言っていました。
人間は欲まみれですから、手放しても手放しても次から次へと欲は湧いてきます。
モノと違って手放したら2度と手に入らないってことはない物体の無いものなので、定期的に一掃する方がベターです。
金曜日、おうちのお片付けサポートを受け付けましたが、スケジュールが埋まりつつあるので、秋はあと2組とさせていただきます。
お早めにお声がけください。
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