杏が30歳くらいのとき、少し年上のお姉さま(40歳くらい)がシャネルやヴィトンの新作を買い求めていて…
物欲が減ったというわたしに、
「え~~~~~!!!!!!物欲なんて一生湧いて出てくるー!」と言っていました。
何とも言えない気持ちになった感覚をいまだに忘れられないのですが、わたしは“欲だらけのオバチャンになること”は、人生の目的としていません。
きょうと、来週の月曜日、2回に渡って欲のお話をしたいと思います。
いい欲と悪い欲
久しぶりに朝テレビをつけていたら、ローソンのアイスクリームが外国人観光客に人気だとか。
きっかけは、海外のYouTuberやタレントさんがSNSで美味しいと発信したことらしい。
生まれながらに砂糖断ちしているわたしからすると、こういったニュースを見るたびに、スイーツ系に一切お金がかからない自分の人生は最高だと思います。
欲をコントロールする大切さを毎日ブログに書いている理由もこれです。
そもそも欲がなくなれば、
- 買い物依存症になり得ないし
- 貯金体質に勝手になるし
- 適度に食べるため、ダイエットなんて不要になるし
- 見栄の張り合いに参加することもなくなる
- マウント取られても、羨ましいと思わないから腹も立たないし
- 自分だけ旅行に行けていないと嘆くこともない
スイーツのニュースや(洗脳の)コマーシャルを見て、「あ~食べたい。」と欲求が生まれるから、それを食べるための労力・お金・時間という自分のリソースを使う必要が出てきます。
欲求が少ないと、使わなければいけないリソースが減らないので、働かなければいけない!などという焦りも減ります。
欲は減れば減るほど、心穏やかな毎日になります。
さんまさんの「願い事は、願い事がなくなりますように。」
わたしは、これを人生のお手本にしています。
ただ、こういった物質主義にまみれただけの“悪い欲”ばかりではありません。
ハングリー精神という言葉があるように、何かを成し遂げるために持つ欲はわたしは“いい欲”と呼んでいます。
いい欲は、スキルを身につけたり、人を救ったりするので、大いに持っていていいでしょう。
要は、自分の中に湧いてくる欲を、いい方の欲か悪い方の欲かふるい分けをする必要があります。
悪い欲であれば、どんどん切り捨てて行っても、問題ないどころか、人生は好転します。
これが人を魅了する断捨離のロジックだと思っています。
人の快適≠自分の快適
毎日スマホとパソコンを触っていると、(特に遊びの意味が強いスマホ)、誰かしら何かしらを紹介しているサイトに誘導されます。
わたしだと…
- 掃除術を調べることが多いからか、オキシクリーンを劇推ししているインスタグラマーさんのページに飛んだり、
- 片付けブログを書いているからか無印良品の収納グッズに埋め尽くされたブロガーさんのページに飛んだり…
「ミニマリストさんのお勧めグッズを全部揃えていたら、一気にマキシマリストになるんじゃない?」と突っ込みたくなるほど、モノが紹介されています。
『家をキレイにしたい=モノを減らしたい』ために読んだ本やブログやインスタがきっかけで、余計なモノを買っていては元も子もありません。
そもそもミニマリストさんやムジラーさんは、自分と同じ商品を買えという意味で紹介しているのではなく、自分の暮らしが快適になったノウハウとして、自分が実際に使ったモノを紹介しているだけだと思います。
(中にはモノを売ることを目的にしている人もいるでしょうが…。)
人と全く同じようにしようとして同じモノを使ったとしても、家族構成も、職業も、住む地域の気候も違う人が同じ結果を手に入れられることにはならないのです。
捨て活に限らずですが、人生に一生付きまとうのは、自分で考えて自分流のやり方を見つけることです。
もし、まだ自分で判断ができないのなら、モノをたくさん紹介するようなSNSやテレビ番組は見ない方がいいと思います。
人の言葉に踊らされる状態は、自分で人生のかじ取りをしていない状態です。
一刻も早くその癖から抜け出た方が、しあわせな暮らしに近づきます。
今週末は、湧き出た「何か買いたい!」という自分の欲が、いい欲なのか悪い欲なのか
はたまた人の欲が自分を快適にする欲に繋がるのか、
考えてみてください。
来週の月曜日に、欲のお話、後半戦をお届けします~。
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