1年に1回しか使わないモノを減らしていく
数年に1度、『ゴルフクラブをこれ以上捨てられないかな?』と打ちっぱなしに試し打ちに行きます。
前回の週末が、その数年ぶりの打ちっぱなしでした。
数十級打ったら、もう嫌になってやめたのですが…
後片付けをしているとなんか黒い虫みたいなのがいっぱい。
虫ではなく、わたしの経年劣化したグローブのカスでした。
数年前のときは大丈夫だったけど、ここ数年の猛暑、クローゼットの中で着実に発酵していたようでボロボロ。
帰りに靴屋に寄ったのですが、試着しているとき、今度は白の靴下が真っ黒になっていることに気づきました。
こちらはこちらで、シューズの中敷きの中から黒の得体のしれない何かが溶け出して?おり、白の靴下がダメになりました。
1年に1回しか使わないモノを持たなくていい理由、まさしくこれです。
「1年はちょっと早いよ~。3年使わなかった捨てるね!」なんて悠長なことを言っている場合ではありません。
結局、数年に1度程度の使用頻度のモノなんて、自宅でごみ製造をしているようなものです。
毎日使うモノにお金をかける本当の金持ち体質になろう!
四季折々の日本では、1年に1回しか使わないモノがたくさんあります。
季節や行事を楽しむことを非常に大事なことですが、全部が全部自分の家で賄おうとすると、尋常ではない“趣味のモノ”“行事モノ”を持つ羽目になります。
しめ縄・雛飾り・兜・こいのぼり・七夕の笹・ハロウィーングッズ・クリスマスツリー
これに加えて、
たまに泊りにくる親族の寝具・1年に1回規制時に使うだけのかつての子ども部屋
毎日使う人用に、持ち物も部屋も変えていってくださいな。
お金持ちは毎日使うモノにお金をかけます。
貧乏人はたまにしか使わないモノに“ご褒美”やらへっちゃくれ言って、お金をかけます。
モノも毎日使うモノを優先的に使いやすく収納するべきだし、毎日使う人を優先に部屋作りをすべきです。
イベントに必要なグッズは自分のモノでなくてもレンタルで十分だし、家で味合わなくても出先で楽しめばOKなこともあります。
女性で、ディズニーの衣装やハロウィーンの衣装をクローゼットたっぷりに収納している人がいますが、場所を取るし現地で楽しんで写真を撮りSNSにアップしたら、家にその衣装を持ち帰る必要はないのではないでしょうか。
その衣装で参観日へ行くわけではありませんよね。
未来の不安を減らしていく努力をする
ゴルフが嫌いです。
- 歩くのが嫌いだし
- スコアが悪いと不機嫌になるおじさんの相手も嫌いだし
- 日焼け対策面倒だし
- 高級ゴルフ場のうるさい制度も嫌いだし
- 重たいゴルフバッグも嫌いだし
- 保管する場所を取るのも嫌い
キライなことづくしのゴルフ。
5年前にゴルフバッグを断捨離して、
- ドライバー
- 4番ウッド
- 5・7・9アイアン
- ピッチング
- サンド
- パター
だけ、ごみ箱に立てて入れて保管しています。
なんで、これだけ嫌いなのに、全捨てしないか。
老後が不安だからです。
からだがまだ動いて1人でなんでもできる今は、友だちがいない暮らしもなんてことないのですが…
年を重ねたときにゴルフぐらい友人と行く時間を持っておかないと、誰とも話さない毎日になるのではないかと心配しているのです。
可能性のために残している。
これって、太っている人が「いつか痩せたら着る。」と同じようなことです。
わかっているけど、捨てられない。
ミニマリストのわたしもそんな葛藤の中生活しています。
執着を捨てきれないコト・モノ、あるでしょう。
ただ年齢を重ねるとともに、執着なんて持ち合わせていない素敵なマダムになりたいと思うのです。
なんでこんな話をしているかというと、タメコミアン・買い物依存症の人は、わたしの家族も含めて、自分の不安を認めようとしません、断固として。
不安だから持っているという仕組みだけでも理解して、自分にも不安があることを認めれば手放せるモノもあるのに、不安を認めないから捨てない言い訳をこじつけて羅列し、捨てません。
ただ、不安があることは恥ずかしいことではないし、当たり前のことだし、みんなそれぞれあるものです。
躍起になって、「不安はない!モノが好きだから溜め込んで汚部屋で暮らしているのです!」と喚くおばあさんより、もっとスタイリッシュなおばあちゃんになるためにも、不安とは上手に付き合っていきましょう。
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