先週の“上田と女が吠える夜”、ミニマリストVS物欲モンスターでした。
まだご覧になってない方は是非、見てみてください。→2024.6/12放送分
スタジオ内で、「え~!」とか「キャ~!」とか言われている部分が、「わかる~!」となっている人は既にミニマリストです。
物欲モンスターも実は、使いこなせていない事実に気づいている
スタジオ内も世間も、ミニマリストの行動に「ドン引き~!」とIKKOさんばりに喚くのに、「いらないモノいっぱいあるんだよね。」「たくさん服あるのに着るのないんだよね。」とか言っている。
おかしな話です。
ミニマリストを毛嫌いする人は、大いなる勘違いをしています。
捨てるってことが、イコール
- モノを大事にしていない
- なんでも捨てる不経済な人
- 人の大事なモノも勝手に捨てる非情な人
- いつでも欲しくなった時に買える金持ちなヤツ
という、やっかみ根性や勘違いを持っているから、たくさんのモノを持ちつつ活かしきれていない自分をさておき、ミニマリストを悪だとジャッジします。
勘違い4カ条をいまだに持っている人は、今すぐその4カ条捨ててください。
ミニマリストとは、正しくは、
- モノを非常に大事にするが故に安易にモノを私物化しない(買わない・貰わない)
- 廃棄ではなく喜捨できるよう最大限努力をしている経済的な人
- 他人のモノに手出しをしたら、自分のミニマル活動に支障がでることを重々承知しているので絶対に捨ての強要をしない
- お金持ちでなくてもミニマリストになると、お金がだんだん不要になり暮らしに余裕が出た人
です。
どれほど、ミニマリストがどれほどモノを大事にするかは、ゆるりまいさんのコミックを読めば一目瞭然です。
わたしも、使いこなすための苦労をここに書いています。→不要になった社名入り封筒の使い道
今後、世の中はミニマル生活にならざるを得ない
番組内である調査を紹介していましたが、世間の声は
ほぼミニマリスト…………10%
ミニマリストに憧れる……69%
マキシマリストに憧れる…16%
ほぼマキシマリスト………5%
なんだとか。
憧れている人も含めると8割の人が、実はモノが少ない方がいいと気付いているんですよ、潜在意識では。
昔にさかのぼって考えると三種の神器が登場したとき、買えない人はやっかみ半分で「そんなの贅沢だ!洗濯板で洗えば問題ない!」とか言っていたと思いません?
今となっては、「テレビばっかり見ていたらバカになる。」という親の発言も、やっかみで言われた言葉だけが残ったのではないかとさえ思います。
かくゆうわたしも母にそう言われて育ち、35歳までテレビとは無縁の生活を送っていました。
35歳の時点でミニマリストになったので、厳選して必要な欲しい情報だけを受け取れるテレビは、わたしのいい娯楽になりました。
三種の神器となぞられた家電が出始めたのは、1955年あたりですから約70年前です。
70年前は、「テレビなんて冷蔵庫なんて洗濯機なんて、贅沢の極みだわ!」と声高々に言っていた人も、今は絶対に持っているでしょう。
ミニマル生活も、この後同じようなことになりますよ。
70年前に三種の神器を手に入れられなかった人も「便利そうだな。よさそうだな。」と思っていたはず。
その時代に必要だったから、みんなが手に入れるようになったのです。
ミニマル生活に憧れると言っている69%の人も、ほぼミニマリストに移行してくると思われます。
だって、今の日本人、貧乏ですもん。
給与は安いし、人口はどんどん減少しているし、共働きが当たり前だし。
バブル全盛期に幼少期を過ごしたわたしたちの親がしてくれたことを、絶対に自分の子どもにしてあげられません。
お金に困れば困るほど、ミニマル生活は、お金を不要としながら幸福感や満足感を得ることができるので、時代に合っていて増えてくると予想するのです。
何事も最初にしている方がお得
18歳のときにヤフオクで初めて野球ボールを売ってから、
- 父がお金だけ払って行かなくなった英会話教室の教材
- わたしの幼い頃のファミリアの洋服
- スヌーピーなどのサンリオグッズ
- ゴルフウエア
- シャネルやエルメスの小物やフェラガモの靴など
売り始めました。
22年前はヤフオクでモノを売っていると言うと、先週の上田と女が吠える夜のスタジオ内のように、ドン引きされました。
- 貧乏人っぽい
- モノを売るなんて、そんなにお金に困っているの?
あまりにも周りの反応がドン引き一色だったので、わたしもヤフオクに出品しているということは、ひた隠しにしていました。
それがメルカリが登場したあたりから、売るのが当たり前になり、引かれるコトなんて一切なくなりました。
世の中の当たり前なんてそんなものなんです。
今、
- プレゼントを贈らない?
- 貰い物を捨てる?
- お土産を買わない?
- 家の収納場所が空っぽ?
- 卒業アルバム捨てる?
- 子どもの作品捨てる?
- 写真を捨てる?
- 思い出の半券がない?
こういったことに「えー!?」と喚いていることが、近い将来当たり前になると思います。
デジタル化は、ここ数年で急速に進んでいるし(というより、日本が遅すぎるだけ)、子どもの作品をデジタル保存していたらモノとして欲しいときに3Dで復元できるなんてことも現実的になってくるでしょう。
なら、今から始めていても問題ないと思います。
家電を購入するのと違って、手放すのは早い方がお得だと言えます。
電子レンジは出た当初30万円くらいしたとか。
当時の貨幣価値で考えると非常に高価です。
モノを手に入れる方は少し待った方が、値段が落ち着きますが、手放す方は今から始めた方がお得です。
22年前のヤフオクでわたしが大儲けできたように、パイが少ない方が得。
- ごみ処分代もどんどん高くなるし
- ジモティで無料で貰ってくれるひとも、ミニマル化が当たり前になるにつれ少なくなるでしょう。
さっさとしている方が、みなさんの大嫌いな『もったいない』状況から脱出できますよ。
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