40歳が近づいてきて、実感するのが、体型は変わっていないのに昔に合っていた服が似合わなくなるということ。
年齢とともに、しっくりくる洋服が変化してきました。
わたしの世代以上の方とシェアしたい、年齢以上に老ける洋服を捨てましょうっていう話。
洋服が原因で体調を崩してどうすんだ!
さてさて、おしゃれとは無理をすることだと、20代の頃に何かのファッション雑誌で読み、20代は無理をしました。
10cmピンヒールも履いていたし、真冬の素足にミニスカも、付け心地最悪のヌーブラで背中も見せていたし、ちょっと痔になったら痛いTバックもパンツラインをキレイに見せるために履いていたっけ…。
遠い昔のように感じますが、その頃の残骸ってみなさん家に残っていますよね。笑
わたしは、この3年間ミニマル生活に目覚め、大分手放しましたが、洋服は一生買わないと決めており、20代の頃の洋服を慎重に吟味しているためまだあります。
ただ、残す洋服は、絶対的に快適でないとなりません。
コートにありがちですが、着たらずっしり重たい洋服や、ヒールが高すぎて足を上げるだけでかなりの脚力を使わなければならない靴なんかは、もう年的に手放した方がいいです。
もったいない根性で使っても、整体やマッサージにお世話になることになり、かえってお金がかかる事態に陥ります。
膝と首と二の腕と脇の位置と、洋服
わたしは就活のときに大学で計ってもらった体重と1gも変わっていないため、着られなくなった洋服っていうのがありません。
これ、我が家の人間全員そうなので、生きた化石みたいなファッションになりがち一家です。
洋服は着られるしジャストサイズなんだけど、
- なぜか膝が見えて無様に見えたり
- ノースリーブから覗く脇と肩が痛々しく見えたり
- 胸元が空きすぎて、貧乏臭く見えたたりします。
「何かが変。」と思った洋服は、パタンナーの友人の前で試着して意見を貰うようにしています。(家族だとダメです。母は、わたしが何を着ても「可愛い♡」となるので参考にならない。男は、女の機嫌を取って回答するのでこれまたダメ。)
ここ数年で手放した洋服で、加齢が原因だった形と言えば
- ケートスペードのノースリワンピ:Aラインでぶりぶりな感じがオバサンには変
- 組曲の濃いベージュのジャンバースカート:色が難しいため、かなり気合を入れてコーディネート、お化粧、髪をセットしなければ、いもい
- ディーゼルのワンピ:昔は妖艶だったデザインも、今着ると場末のスナックのちぃママ
といった具合。
とにかく年とともに似合う服は確実に変わっていくのです。
先日ヨガのクラスメートに言われたのが、彼女もガリですが、肉がないからと言って永遠にノースリーブを着られるわけではんく、脇の肉の位置も変わるので、見せていると変になってくると言われました。
自分の首と膝と二の腕と脇の位置を知り、それを見せていることがかっこいいのか否かを判断すれば、手放す洋服って出てきます。
かつてバブリーだったことが透けて見える服

お隣の会社の社長が、わたしの親世代(60代)なんですが、彼女もわたしと一緒で大昔から体型が一緒。
会社社長だけあって、いいブランドの洋服をたくさんお持ちで毎日着飾っているのですが、なんか、時代遅れな感じがしておしゃれに見えないのです。
世代的にも地位的にも、お高い洋服をたくさんお持ちで、体型が変わらないせいで、溜まり続ける洋服を着ているんだと思うのですが、ラインがどうもバブルの臭いがしたり、アイビールックの臭いがしたり。
つまり、庶民のわたしたちが清水寺の舞台から飛び降りるつもりで買った洋服って、トレンド色が強いので、ちょっと時代が変わると逆におしゃれでもなく古臭さを強調してしまいます。
ウチ、“断捨離”しました!の以前の放送で、70代くらいのおばさんが友だちに会うとき、友だちも毎回違うバッグを持ってくるから量を減らせないと言っていましたが、そもそも友だちはおしゃれなのかを自分に問うてください。
おしゃれでもなんでもない人の仕上がりに、見栄だけで近づけても何の意味もありません。
顔の造作で勝負が決まる20代と違って、手法でいくらでもよくなれるのがオバサンのいいところです。
それを引き出すファッションをしましょう。
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