子どもへの断捨離教育

片づける方法 教えて 捨てる

 

元同僚と久しぶりに会って、息子さんの話を聞いていたら、“捨てられない子ども”っているんですね。

 

片づけ理論って、親の片づけ環境を元にできていると思うので、生まれながらにして『捨てたがらない。』子どもは、前世でよほど欲しいモノが手に入らなかったと考えられるしかないのですが…。

 

大人になってから、いきなり整理整頓するようになったり、片づけるようになったりすることの方が難しいので、捨てたがらないお子さんには、捨てレッスンをお勧めします。

 

 

受け入れる

 

まずは、捨てられないと思う気持ちをちゃんと聞いてあげることです。

 

子どもだからうまく自分の気持ちを話せないかもしれませんが、何かしら子どもながらの理由があります。

 

わたしの知人の息子は「全てのモノに思い出があるから。」と言うのですが、若干10歳でそんなこと言っていては、あと90年の人生、全てのモノを取っておく未来のごみ屋敷主人確定です。

 

  • 思い出があっても、モノに宿るものではない
  • 思い出を糧に、未来へ目を向けることが大切
  • 思い出が美しいということは、それを一緒にした家族や友だちが大切な存在ということ
  • その大切な存在との未来の思い出を作ることが大切

 

こういうことを教えてあげると、思い出のモノであっても手放しても思い出はなくならないんだと理解していきます。

 

捨てられないと相談にくる大人で1~2割ほどは、親に勝手に捨てられた記憶から捨てられなくなったと言いますので、勝手に捨ててしまうのは、絶対にNGです。

 

わたしも、大切にしているモノを「言うこと聞かないから、捨てたよ!」と言われたことがありましたが、たんなるお仕置きでモノはちゃんとありました。

 

自分の子どもでも魂は別の他人ですから、そこはリスペクトしてあげましょう。

 

 

現実を伝えながら、代替案を提案

 

モノに思い出は宿らないことを教えてあげた上で、代替案を提供してあげると、気持ちが切り替えられます。

 

知人の息子さんは、自分のお絵かきや子ども新聞のコラムの切り抜きが捨てられないと話しているのですが、全部取っておくことも不可能ですので、まず第一段階としてスキャンを教えました。

 

家には限りがあることと、家は息子1人が住んでいるのではなく両親のモノを置くスペースも必要なこと(これ現実)を伝えた上で、スキャン(これ代替案)の方法を教える。

 

最初は、初めてするスキャンを楽しんでいましたが、毎日子どもがスキャンしきれるはずもなく、だんだんと今度は“スキャンしなければならないモノ”が溜まっていく。

 

そうすると、子どもの意識は、思い出の絵を捨てたくないではなく、スキャンするのって結構大変に移っていきます。

 

ここで始めて息子は、お気に入りだけスキャンして、あとは捨てるという判断をするようになりました。

 

あくまでも自主的に捨てるという風に持っていくのが、親の手腕です。

 

 

新陳代謝を肌で感じさせる

子どもに片付けを教える

 

子どもに捨てろ片づけろと言いながら、部屋がカオスのお母さんはたくさんいます。

 

これが1番説得力がないので、親も新陳代謝のいい家や部屋をキープするのは当たり前のことですが、子どもには新陳代謝の例を説明してあげないと理解しません。

 

おじいちゃんおばあちゃんにおもちゃを買ってもらったら、「この間、○○くんが余計なおもちゃを処分したから、あたらしいモノが入ってきたんだね。」と捨てることで、新しい風が吹くことを、事あるごとに教えてあげてください。

 

知人の息子さんは自分の絵や新聞のコラムといった誰も欲しがらないモノですが、これがおもちゃや文具だった場合は、

  • リサイクルショップで持っていってお小遣いになることを教えてもいいし、
  • 町のバザーに持ちこんで商人魂を磨くのも良し、
  • クリスマスなどのイベントの季節には恵まれない子どもに寄付して、自分の環境に感謝することを教えてもいいと思います。

 

以前も書いたと思いますが、わたしの好きな海外ホームドラマ・フルハウスで、クリスマスプレゼントをねだり続ける子どもを、施設へ連れて行き逆にプレゼントをあげる体験をさせるシーンがあります。

 

かわいくてなんでも買い与えたくなりますが、将来のことを考えて、その子が自立できるよう教育してあげることも立派な愛情です。

 

ヨガのクラスメートのおばさんは、25歳にもなった娘さんの髪の毛がロングだから部屋中、髪の毛だらけでと嘆いていますが、かわいいからと娘さんの髪の毛を母親が拾い続けていたら、彼との旅行先でドン引きされる女にするだけです。

 

わたしは樹木希林さんが芸能人一家なのに、家にハサミが1個しかなかった話が大好きで。

 

杏は不動産とお金が大好きなので、希林さんを見習って100円や1000円で手に入るモノを欲しがらず買わず、1000万円の家をポンと買える人生を目指しています。

 

 

買わない杏が買ったモノ→杏の楽天room

我が家の様子→杏のインスタ

 

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買わない杏が買ってよかったモノ

 

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