小松奈々さんが、オーストラリアに旅行へ行ったときに現金を全て使ってしまったのに、欲しい洋服を見つけてしまった。
クレジットカードを使える方のお店で、キャッシュで支払ったモノを取り消してもらい現金を戻し、次のお店で欲しいモノを買えたと話されていました。
落ちがミニマリスト的には最高なんですが、そんな必死の思いで買った洋服は、すでにどこにあるかもわからず、何を買ったのかも覚えていないとか。
人間の物欲なんてこんなものです。
3か月後に、買わなかったことを後悔するモノをだけを買う
冬に入った頃に家族のゴルフウエアを買うため、ショップへ行きました。
かわいいキャップがあり、帽子好きの血が騒いで買おうかどうか悩みました。
ミニマリストだからと心を鬼にして買わずに帰り、数日間は「あれ、かわいかったな。」と思っていたのですが、先日、ふと街中でかわいいキャップを被っている人を見かけたときに、数か月前の記憶がよみがえりました。
そのとき、思ったことは「買わなくてよかった。」でした。
帽子は好きで買い揃えますが、帽子を脱いでもヘアセットが崩れてもOKの日しか基本的にかぶらないため、あってもあまり使わないのです。
みなさんも、パッと見たときに飛びついて買ってしまいがちなものってありますよね。
小物になると、値段も買いやすくなり、保管場所も取らないからとついつい買ってしまいがちです。
しかし、買いそびれたからと言って、3か月後に後悔することって、わたしは0です。
3か月後というのは、シーズンが変わって装いも気持ちも変わります。
日本は四季があるために、洋服のレパートリーを増やしてしまいがちですが、それを逆手に取ると、3か月後には気持ちがすっかり様変わりしやすい国なのです。
買うことで、快適度がグッと上がることを優先的に
わたしはヨガを始めて2年目となりました。
2年目で初めて、ヨガマットを3mmから10mmのモノに買い替えました。
ガリ子なので、骨があたって痛かったのです。
まだ使えるモノがあるのに贅沢かなと考えましたが、買い替えて「もっと早く変えればよかった!」というほどヨガ中のストレスがなくなりました。
同じ時間、ヨガをしてもストレスを感じながらするよりストレスフリーでする方がいいに決まっています。
こういうグッと快適度が上がることには、買い替えをしてもOKとしてください。
そうすることで、気持ちよくお金を支払えるようになり、お金との相性がよくなります。
洋服を買うのは難しいことと脳みそに刷り込む
ヨガ関連で言うと、ウエアも家にあったスパッツとカップブラとノースリシャツでしているので、汗が吸いにくく買い替えたいモノの内に入ります。
でも、小松さんと一緒で、買ったあとの幸せはそんなに長続きするモノではなく、洋服は、買ってもどこか使い勝手が悪いところがあり、また新しいモノを欲しくなるという心理を理解しているので、今使っているモノが使用不可になるまでは買うつもりありません。
- みなさんも経験あると思いますが、洋服は
- 胸周りがキツイorブカブカ
- 襟ぐりが広すぎて下着に困るor狭すぎて肩が凝る
- 伸縮性がイマイチ(ひざ・ひじが曲がりづらい)
- 素材が痒い
- スポブラ&水着、脱ぎ着がカオス
- お腹の締め付けが苦しい
などなどなど、自分にぴったりの洋服を買うのは至難の業なんです。
洋服がたくさんあるのに、着ていく服がない原因はここです。
自分にぴったりの洋服を買うのは困難なことなのに、その事実を無視して、楽観的に「Sサイズだから自分のモノ。」と都合よく解釈し、買って自分のクローゼットに押し込んでいるから。
クローゼットの中から無いのに、ピッタリの洋服を探そうとするより、
店から家に持ち帰るときに、死に物狂いで自分にぴったりのモノを探した方が、理にかなっています。
安易に、家に適当なモノを持ち帰らないでください。
欲しいなと思い始めて、ショップを見かける度に試着していますが、1年経った今も自分にぴったりのヨガウエアは見つけていません。
わたしがヨガのインストラクターをしていて、集客する必要があるなら、必死のパッチで探してウエアを買うと思いますが、趣味で習っている限りは必要性が低いから、ボチボチ探し続けようと思います、運命の子に出会うまで。
生活をしていて、洋服を数万円出して買うより、ケチらずオーガニックの食材を買って贅沢な食卓にした方が、体も心も健康になり、快適度はグッと上がります。
どこにお金を使えば、自分が豊かになるかを考えてみてくださいね。
見栄やプライドではなく、自分の快適度でお金を使えた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ
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