仕事で、お客さんの引っ越し代金をわたしが負担するすることになり、3軒分の引っ越しを終えました。
3軒分の引っ越しを終えて、
- 単身の引っ越し、12万(同じ県内)
- 単身の引っ越し、10万(同じ区内)
- 二人暮らしの引っ越し、9万(同じ区内)
みなさんに教えてほしいのですが、これって相場ですか?
わたしは、同じ引っ越し業者で同じ距離移動して2万円でした。
そして、今回3件依頼するからと、引っ越し業者からお値引きしてもらってのこの価格。
高すぎません?
男性50代の荷物を確認したら、
- カラーボックス3つ
- 衣装ケース20個
- 本棚3個
- 棚5個
- 押入れダンス1個
- シューズラック1個etc…
って、いつも作業服を着ているとこしか見たことないのに、どんだけ洋服あんねん!と突っ込みどころ満載です。
はぁ…。
わたしの資金計画より、かなり赤字の結果となりました。
大出費のおかげで、わたしが被るはずだった負を4人が全部引き取ったんだと思って、もう怒りは手放しました。
ただ、人の振り見て我が振り直せで、やはりモノを持ち過ぎる暮らしはよくないと改めて感じました。
今回は、わたしが払うのでいいようなものの、普通の引っ越しだったら、これ自分で負担しなければならないお金です。
たかがモノを移動させるだけのために、10万円の出費なんてわたしには信じられない話です。
モノの量とお金の量は反比例する
わたしは、色んな家計を見る仕事をしているのですが、人の持ち物量と余裕あるお金は反比例するといつも思います。
親御さんが大金持ちで何のお金の苦労もしていない人は、お金持ちには分類しません。
あくまでも自分で切り開いてお金を見方につけている人は、持ち物量はそう多くはありません。
その逆で、人から搾取するばかりの人や、人がお金を払うと思ったら普段はしない散財をするようなタイプの人は、通帳に1,000円もないってことが常です。
一時的にお金を稼げていてる人でも、モノがどんどん増えていくタイプは、長い人生で見ると、今はお金に余裕があるように見えるのですが、先にお金で苦労しています。
お金のことは、長い目で考える
何故か。
わたしの考えでは、お金のことをよく考えない人生を歩んでいるからです。
ドラ息子も、親が稼いだお金で何も考えずにバカバカモノを買います。
一瞬の高給取り(選手生命が短いスポーツ選手や雇われの医者や、高給取りの会社勤めを始めたばかりの人)は、永遠に続くかわからない今の年収1,000万円に、生涯何憶持っている人かのような錯覚を起こし、生活レベルを一気に上げます。
つまり、一見お金に困っていなさそうでも、貰うありがたみが低い人はお金のことを大事に大事に想っていないので、いずれその試練が訪れるのです。
逆で、自分の足で行動を起こした人は、自分とお金の付き合い方がはっきりと知っているので、お金に困りません。
タイプはいろいろです。
- 好きなことを追求し続けてあとからお金がついてきた人
- 家族を支えるために、一生懸命財を増やすことに注力したからお金を持てた人
- 自分の置かれた環境を直視して(頼る人がいないなど)、自分の人生設計をしっかりと立てながら資産運用してきた人
- 人を助けたくて、頑張っているうちに、周りの人がお金を呼び込んでくれた人
それぞれですが、お金に困らない人生の人は、常に自分の人生に向き合っているため、自分がどれだけのお金があったら、自分に人にどんなことができるのかを知っています。
そしてお金に困っていない人は、適量も知っているので、収入の高低で自分を卑下したり、人を判断しません。
例えば、誰かを好きになりその人とつき合いたいと思ったら、ターゲットを落とすまでその人のことばかり考えます。
会うとき、「こういう雰囲気の恰好の方が好きそうだな?」とか「仕事疲れているだろうから、労いの言葉をかけるといいかも。」とかとか。
お金もそれと同じです。
ぼーっとリラックスしているときに、力まずにお金のことを考えるようになったら、お金と仲良くなれます。
お風呂で腹式呼吸しながら、わたしもよくお金の計算をハッピーにします。
- あ~、あれが売れたらこれだけお金が残るなぁ。
- あの支払いもう少し頑張ったら、資産に化けるなぁ。
- あの家今空いているから賃貸に出そうかなぁ。
と、ぼんやりですが、何となく常に気にかけています。
ポイントは切羽詰まってではなく、何となく楽しいことを想像するようにです。
そして、どうしたらお金が無理なく悪者でなくのびのびと増えてくれるのか。
いつも気に掛けるようになるとお金に愛されてきますので、たかがセールだからという理由で数千円のお金を使うことがなくなります。
その数千円で、消えてなくなる体験にお金をかけている自分を簡単に想像できるようになるからです。
例えば、
- お金の心配して挑戦しなかった資格を取っている自分とか
- 夢のマイホームを建てた自分とか
- 住宅ローンを完済している自分とか
- 両親にディナーをご馳走して喜んでもらっている姿とか
- 子どもを旅行へ連れて行き、はしゃいで遊んでいる姿とか
- 困難にぶち当たった時に、乗り越えている自分とか
- 資産運用にまわせるお金が増えて喜んでいる自分とか
思いつきの買い物や、目先の購買意欲さえ我慢すれば、もっともっと価値のあるモノに高いお金を使える自分になります。
いつもお金で苦労していると言う人は、1度お金に片思いしている状態になってみてください。
あなたの伴侶となってくれることでしょう。
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