あまり人に言える話ではないので、ここで大きな声で言わせてください!
2012年の11月に建てた家の住宅ローン、この10月で完済しましたーーっ!
嬉しいーっ!
元々、10年以内に完済することを目標としていましたが、1年前倒しでできたのは、ここ数年で本格的にミニマリストになったからです。
付き合う人で人生変わるは本当
そもそも20代の独身で家を建てる人って少なかったので、あまりお金の話を同世代の友人としてきたことはなかったのですが、ミニマリストになってからは、わたしより長く生きている友人ができました。
みんな50代や60代だと、「やっと住宅ローン終わったよ!」とか「わたしは、実はすでに完済しているの。」「子どもがやっと卒業したから、お金を自分に使えるようになったの。」とかお金の話をたくさんできて、とても参考になりました。
先に生きた人が「住宅ローンは負担だ。」と教えてくれるのですから、より一層わたしも早く返したいと思うようになったのです。
世界を代表する経営コンサルタントの大前研一さんは
人間が変わる方法は三つしかないと言っています。
- 一つは時間配分を変える、
- 二番目は住む場所を変える、
- 三番目は付き合う人を変える、
この三つの要素でしか人間は変わらない。
もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。
かつて決意して何か変わっただろうか。
行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
大前さんの付き合う人が変わると、自分の人生が変わるが見事当てはまり、わたしは9年で完済できました。
元々早く完済するつもりだったし、普段の生活が大きく変化したわけではないので、こういう変化は気づきにくいかもしれませんが、確実に刺激を受けていることは間違いありません。
こういう些細な変化を見逃さないことが自分の人生のかじ取りをできる人だと思っています。
執着が取れた瞬間、仕事が舞い込んで
実は、3年前でも住宅ローンを完済することは可能でした。
ただ、不測の事態に備える根性が強く、手元にお金が全くなくなっては困ると思い、一括返済を躊躇していました。
実際に、すっからかんになってしまっては、自分の首を絞めるだけですから、これから繰り上げ返済を考えている人には注意してほしいのですが、わたしの場合は、その不測の事態金があるのに不安が強かったんです。
そうこうしている内にコロナの蔓延で、仕事もいつどうなるかわからないと不安度を増していました。
ただ、自分が信念を持ってやってきたことには裏切られないなと思ったのが、元々慎重派でしかも自分の散財や豪遊のためにお金を稼ぎたいタイプではないため、コロナ禍でも、あまり生活が不安定になることはありませんでした。(安定志向の商売方法だったから。)
男性経営者だと、目先の利益を優先してちょっと背伸びし過ぎる大きな案件を抱えたりしがちですが、わたしは小さな仕事をいっぱいして、日々、自分たちが暮らせて、あとは人様に手を差し伸べるちょっとした余裕があればいいと仕事をしていました。
なので、リスクをしょい込んでいない分、そこまで不安定にならずに済みました。
10年以内の目処が目の前に見えてきて、やっと思い切って完済しました。
普段、固定資産税や旅行や1か月の生活費が足りないとき用に別口座を持っていますが、ここが0円になりました。
多少不安もありましたが、何とかなると思って完済を決意したら、大きな仕事を任されることになり、すっからかんも解消。
新しい物事は、スペースがあるところにしか来ないんだということを実感しました。
住宅ローンを完済したいなら
①生涯払う金利を毎月目視すること
住宅ローンは毎月自動的に口座から引き落とされるため、家賃を払っている感覚になりあまり確認しませんが、自分が払っている金利を目視することはめちゃくちゃ重要です。
毎月、金利が1万5000円だとして、それが自分のお小遣いになると思ってください。
月々自由になるお小遣いが3万円の奥さんが、4万5000円使える。
そう思うとこの1万5000円の重みを感じられるのではないでしょうか。
それを積み立てNISAにまわせば、資産を増やすこともできます。
②先に苦労したいか今のうちに解消しておきたいか
年をとってから、無理をするのは負担度が増します。
若い頃は平気だったのに、今ちょっときついなと思うことありませんか?
お金のことだけでなく
- 子育てが体力的にキツイ
- 人に合わせるのが、更年期障害でキツイ
- 仕事と家事の両立がキツイ
- 飲み会につき合うのがキツイ
- 徹夜がもう無理
樹木希林さんも言っていましたが、年を取ると「あ、こんなこともできなくなるんだ。」ということが増えるのです。
そうなったときに、選択できることが多い方が絶対に幸せです。
- 貯金が無く転職は不安です。
- 離婚も不安です。
- おひとり様になっても、遊べないとただただ孤独かもと不安になります。
- 介護資金で子どもに迷惑かけるかもという不安もあります。
- 夫に先立たれたら、賃貸に住もうにも貸してもらえないかもという不安も。
そういう不安は、若いうちに解消しておこうと思ってください。
心は今日の自分より明日の自分の方が豊かで優秀ですが、
体の自由は明日の自分より今日の自分の方が頼りになることを
忘れずにいたいものです。
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