周りからよく相談されるのが、捨てるモノを見つけることができないということですが、そんなことはありません。
みなさんの家の総量に合わせて、一日何個捨てるか決めればいいと思いますが、わたしは、ミニマリスト歴2年経過した今、1日5個捨てています。
2年で3000個以上手放して、かつ今5個捨て続けているのに、何もない部屋にはなっていません。
たまに、ホームもセカンドハウスも写真をアップしているので、よくこのブログを読んでくださっている方なら、わかると思いますが、パッと見は結構スッキリしている家です。
それでも、まだまだ持っているのですから、今から捨てようと思っている人は、1日50個捨てしても、全部がなくなることはないでしょう。
安心して、手放していってください。
消費スピードを把握する
まず、最初に捨てるモノがないと思うのは、自分が何を持っているか把握していないことと、自分がそのモノを消費するのにかかる時間を把握していないことが最大の理由だと思います。
わたしの家族も、修正テープが2つストックあり続けるので、「修正テープなんて、こんなにたくさん使うことあるの?」と聞くと「たまに使うことあるからいるなぁ。」と答えます。
わたしが聞いたのは、ストック2つを持って、かつ、家族全員が各々に修正テープを1つずつ所有しているのに、それとストック2つを使い切るには何年かかるのだろう?という質問です。
でも、ミニマリストでない家族は、修正テープはたまに使っているから、ストックもいずれ消費する日が来ると考えての解答になります。
わたしも鬼ではありませんから、家族がよく使いよく消費し、よく買い足しているモノを捨てようとしたことなんて一度もありません。
実際にこの修正テープは、5年以上、引き出しに眠っているのを知っているのです。
昔みたいに紙が貴重な時代ではなくなり、書き間違えたら、新しい用紙に記入していることがほとんどの今、修正テープを使いまくる人は、そんなにいないでしょう。
つまり、家族は自分の消費スピードを理解していないというか、考えたこともないので、ストックを「いずれ使う」と判断します。
化粧水1つにしても、下着1つにしても、自分が使っているモノ、果たして何年使っているか一度考えてみてください。
杏は、勝負の時しか、アイシャドーを塗らないので、25歳の時に買ったアイシャドーをまだ使っています。
成分的にどうなのかわかりませんが、化粧ブラシも定期的に洗っているし、たまにしか化粧しないので、わたしは気にせず使っています。
なので、コスメショップで、かわいいアイシャドーとか見かけると「かわいい♡買おうかな。」と思いますが、購入後、干支一周してもわたしの手元に残ると思うといらないや、となります。
今週は、自分の持ち物1つずつに何年人生を共にしているか語りかけてみてください。
どうしても捨てるモノが見つからない時は、大量にあるものを捨てる
例えば、溜まりがちなクリアファイルや安全ピン、クリップ、ワニクリップ、封筒、つまようじ、コンビニでもらうカトラリー、ビニル袋など小さなものでいいので、自分が決めた数を必ず捨ててください。
チラシ1枚でも構いません。
そうしている内に
- 捨ててもモノがなくなるない現実を知り
- 大量持ちする必要のないモノを見つけることができます。
そうすると、今まで
買い物する→レジ袋もらう→無意識にレジ袋を引き出しに突っ込む
としていたこの最後の作業がごみ箱に突っ込むに変わってくれます。
わたしは、どうしても捨てるモノがないなと思ったときは、紙類から間引く作業をよくします。
例えば、置いておかなければいけない書類でも(保険でも不動産でも病歴の紙でも)、中にただの案内だったり、封筒だったり、要らないモノが混じっています。
自分の家に不要なモノが一切にないなんて、多分日本人の1割もいないと思います。
どんどん身軽になるために、毎日訓練、一緒に頑張りましょう。
毎日決めた数を、捨てられるようになってきた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ