26歳で会社員を辞めているので、30歳の声を聞いたころから、自分で健康診断を定期的に受けるようになったり、保険に入ったりしだしました。
最近、度々入院すると書いていますが、今回もその健康診断の延長線上で見つかった腫瘍のためです。
長生きはしたくないけど、不健康だとどうにもならない
30歳の頃は、2つの仕事を掛け持ちしてバリバリ働いており、まだまだ住宅ローンも残債があったので、健康維持は当たり前と思っていました。
それが、自分の人生をよく考えるようになってから、わたしは細く長くより太く短くがいいなと思い始め、健康診断も1年に1度から2年に1度と減らしていました。
友人が「病気が見つかったときは、寿命だと思って延命治療をせず命を全うする。そのため、保険とかも必要最低限しかかけていない。」と言っているのを聞いて、わたしもそっち派だなと思い始めた矢先。
2~3年ほど前から、胸にしこりがあることを毎回指摘され再検査になっていました。
健康診断も結構めんどくさい
最初は、マンモグラフィーとか触診だけだったのが、2年ほど前から、生検に変わり、組織を取り出して見るとがんの所見はない。
でも乳腺炎とかでもなくて、しこり。
先生の提案で、1年に1度の生検から半年に1度になりました。
先生からは1年前くらいから、「良性でもしこりは切除していた方がいい。」と言われていました。
しこりがあることによって、そこに組織が過剰に出来てしまってがんになる可能性が高いからだそうです。
最初に1~2年は、胸が小さすぎて自分で触っても全くわかりませんでしたが、最近は4~5cmになってるらしく、寝てる時に触るとコリコリ感じます。
ただ、がんになって余命宣告を受けて天国へ旅立つのが理想のわたしは、今取り切ってしまうと、一人で果てしなくおばあちゃんまで生きてしまう気がして乗り気ではありませんでした。
先生からは、
- 半年に1回病院へ行くのが面倒なのと
- 生検は、ボールペンみたいなのでぶすぶす刺されるので痛い
- マンモもガイコツみたいなわたしには巨大なペンチで上半身をつねられているくらいの傷み
を考えると、取っておいた方が楽じゃないかと提案されました。
しかも先生曰く、『今は医療が発達しているので、がんだとしても初期段階で切除したら、治ってしまうよ!
早く死にたくても、しこりを取ろうが取らまいが一緒かも。』と言われたので、取ることにしました。
良性のしこりを切除する入院
- 手術前日に病院へ入って、
- 翌日手術
- その次の日には退院
と怖くもなんともない手術です。
胸がなくなるなら、再建手術すればいいので、メスを入れることにはあまり抵抗がないのですが、何でもピカピカが好きなわたしには毎晩お風呂に入るときに、取ったしこりのあとが汚い仕上がりだと嫌だな程度。
腫瘍を取り除いたあとは、背中の肉を移植するんです。(わたし背中に肉ないのに大丈夫かそれが心配。)
手術中は、全身麻酔のため、呼吸は麻酔科の先生に預けるらしく、おむつを準備するように言われました。
それ以外は、普通の入院となんら変わりません。
なんか気になる部分があるなら、さっさと取っておいたおいた方がいいので、ミニマリストらしく先延ばしは辞めて、さっぱりしてきます。
早めにあの世へ旅立ちたいとい考えを全然否定しないとても素敵ないい先生なんですが、なんせ人を信用しないわたしはセカンドオピニオン聞いた方がいいのかとちょっと迷いました。
ググっても乳がんの報告はたくさんあるのだけれど、良性のしこり切除についてはあまり出てこなかったので、もししこりがあって不安な人に、大丈夫だよと発信できればと思って記録しておきます。
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