捨てても捨てても出てくるものですねぇ。

2年近く、捨て続けているのに、何故物が一向になくならないのでしょう。
しかも、わたしは買わない生活を送っているので、減る一方なのにです。
※必要なものを買ったときは、それ以上の数を捨てている。
ホリエモンの潔さ
捨て続ける生活は、楽しいので全く飽きもせず嫌気もさしていませんが、これだけ捨ててもなくならないことに若干苛立ちを覚えます。
堀江貴文さんの“捨て本”、読んでみました。
男性の本なので、ミニマリスト初級者にはあまりお勧めできませんが、ミニマリストになって大きく人生を翻したいと思っている方にはおススメの1冊でした。
思い出を捨てられない人はヒマなだけ
堀江さんのモノへの意識をかいつまんで紹介すると…
ホリエモンは、所有から徹底的に遠ざかって暮らしています。
そうしていると、モノを持つという機会も、思考も、なくなっていくので快適だそうです。
移動がしやすく、精神的な気楽さをもちろん、時間的にも便利。
年間で30~50か国ほど、海外渡航をしているが、お土産、つまり「モノより思い出」ということに気づき、土産物を買うこともやめました。
物が溜まってしまう人に共通しているのは「思い出の品を捨てられない」性格だと分析しています。
過ぎた日を慰撫する以外に用途のないモノを持ち続けることに、何の進歩性があるのだろう?
場所を奪われるだけでなく、「こんなこともあったな…」と思いだす時間まで奪われるので、タチが悪い。
結局、そういう人はヒマ。
熱中できるものに取り組んでいたら、過去を思い出すことなんかないはずで、やりたいことに全力を尽くせていないから、想い出などに思考が奪われる。
過去を慈しむーこれほど無駄な時間はないし、生産性もない。
とまで言っています。
その一方で、100歩譲らないといけないそうですが、思い出を持つこと自体は悪くないとも言っています。
ただ、思い出をモノに封じ込めて、所有に縛られているのはダメだとしています。
思い出に浸っている時間は、もっと面白くて幸せな時間をつくりだす機会を目減りさせている。
モノだけでなく、考えもミニマリストになるべき
ちょっと、「確かに。」と笑えました。
堀江さんのライフスタイルがあまりにも庶民とかけ離れていて、つい「あなたはお金があるから。」と突っ込んでしまいそうになりますが、それを続けているといつまでも庶民から脱出できないということはわかります。
ミニマリストさんのブログを拝見してていつも思うのですが、大きく2つに分かれると思うんです。
- ミニマリストと言いつつ、たくさん物を買って収納に凝って家をキレイにみせることを頑張ってる人と
- 考えがそぎ落とされていて、わたしからすると「冷たいな。」と感じてしまうミニマリストの人
堀江さんは、わたしにとって明らかに後者ですが、自分が楽に生きる上にはそぎ落とされている人の要素も必要だと思います。
思い出を、イメージだけで持つ訓練をしつつ、
わたしもホテル暮らしか若くして老人用高級マンション暮らしになれるよう、せっせと邁進するしかない。
いつか、堀江さんの境地にたどり着くまで。
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