書き留める癖をつけたので週一で発表していくと決めた
この1週間に捨てた物です。
今週は全部で251個です。
体が覚える瞬間
自転車を乗れる人ならわかってくれると思いますが、最初は乗ることができず怖くて何度も足をついてしまうのに
繰り返し練習していくうちに
「何であんなに怖がっていたんだろう。」と思うくらい
体が乗り方を覚える瞬間ってありますよね。
他にも歌をならってらっしゃる方だと、腹式呼吸が難しくてできなかったけど、
喉を開ける感覚が段々できるようになってくる瞬間。
こういう体が覚える瞬間っていうのは、日々の習慣のあとにやってきます。
断捨離や片付けも、口ではうまく説明できないのですが「あ~こういう心の持ちようで手放せばいいんだ。」ということが段々増えてきます。
わたしたちが物に執着するのは、その背景に色んな感情が絡みあっているため。
物の種類によって体が覚える手放し方は多種多様です。
わたしの場合だと、初級編
- 自分が買った安物を手放す感覚
- 自分の過去の栄光グッズを手放す感覚
- 負の感情に囚われた(対他人)物を手放す感覚
は比較的早めにマスターでき、どんどん減らすことができました。
中級編は、
- 自分の書類整理に隠された結構ズボラな感じを見直していく感覚
- 人から譲り受けたものへの愛着の仕方をマスターしていく感覚
- 家族が溜め込んだ物の処理の仕方(=切なさの解放)
でした。
ここでは、胸が痛むので寄付を受け入れてくれるところを探しまわったり
売ったお金を寄付することで
「人様のお役に立ってるんだ。循環させているんだ。」と溜飲を下げました。
そして、1年半捨て続けて
今ちょっとだけ、上級編に上がれそうな感覚があるんです。
- 人の歴史をどう処理していくのか
- 負の感情に囚われた(対大切な人)ものを手放した方がいいのかなどの感覚を
少しずつ体が覚え始めているなと実感しています。
断捨離とは、家一軒空き家になったから丸ごと捨てることではないと思っています。
日々の生活で、
- 卒業したもの
- 不要なものを
減らして快適な暮らしをすることで、自分が幸せになり周りへの配慮もできる余裕を生むために
断続的に行われる作業です。
捨てることを大層なことと捉えず、日々の生活の一部として暮らすだけで
だんだん自分に必要なものや暮らしぶりが明確になってきます。
とてもネガティブなわたしですが、少しずつ日々の充足感が増しています。
体に覚えさせるためにも、きょうから1つずつ手放してみませんか。
全カテゴリーから捨てる
“1か所何も置かないスペースを作る”など空間の大切さを学ぶためにエリアごとに行動するのはとても有効的だと思いますが、
捨てることに関しては、全カテゴリーから捨てた方がいいと思います。
- 写真ばかり捨てて、あとで後悔する
- 化粧品ばかり捨てて、後悔し爆買いしてしまう
- 洋服ばかり捨てて、なんだかみじめになってしまう
などの、リバウンドを避けるためです。
あくまでも淡々とさりげなく生活の一部として捨てる習慣を身につけていただきたいので
- 拭き掃除をしているときに、雑巾がボロボロだったら捨てる
- トイレのあと、手拭きを見たら「汚っ。」→捨てる
- メイク中、ファンデのスポンジ「臭っ。」→捨てる
- 仕事中、「袖邪魔~。」→捨てる
といった具合に生活の一部として捨てる意識をしてみてくださいね。
モノが少ないと痩せる
周りの物を捨てられないと思い込んでいる人たちは、よく「半径1メートル以内に全部必要なものがあるから、家で一歩も歩かない。」なんてよく言います。
そのくせ、わたしはコンプレックスなのに会うたびに「細いねぇ。いいなぁ。なんで?」とその後に、「家系なんだね。いいなぁ。」と
血筋のせいにして自分の痩せたい願望を達成することが不可能と決めつけます。
もちろん、家系も体質もありますが、わたしが細いのは家でトドのようになったことがあまりないからだと思っています。
物は全部定位置に収まっているので、
- 鼻水が出てもティッシュがあるところまで行かなくてはいけないし
- 髪の毛一本落ちていたら、ガムテープを取りに行ってペタペタしますし
- ハードディスクが無いセカンドハウスでは、CMのたびに何かしに立ちますし
- お風呂の後も簡単に水滴を拭き取りますし(二の腕防止)
- 階段を上るときは、雑巾とともに拭きながら上り下りしますし
- ソファーに座ってTVを観ているときは、ウエストをひねる運動をしていますし
- PC中は、足元でコロコロとツボ押しをしています
- 洗面所もシンクも使うたび拭き掃除を左手でするので二の腕も引き締まります
- トイレもキバりながら、手洗いボール(左側にある)や床をトイレットペーパーで拭いたりしています
なので、軽いストレッチをずっとしているのと同じ状態です。
わたしにとっては、痩せることはメリットではありませんが
体幹が鍛えられることは、家もきれいになるし時間貧乏は卒業できるし一石三鳥です。
「杏がストイックだからできるんでしょー。」と絶対に思わないでください。
わたしはただ習慣が多いだけで、何でも三日坊主気質ですし、家では仕事を持ち帰っても、結局一切手をつけずビールを飲んでドラマ観てしまうような超ズボラ人間です。
なので、
- 朝8時に出勤して夜まで働いている方や
- お子さんのお弁当を作るのに早起きできる方や
- 親御さんの介護をされている方は
絶対にできると思うのです。
だって、わたしはそういう根性も体力もありませんから。
物を減らすことを生活の一部にし、物に住所を与えてあげるだけで
- 時間貧乏を卒業でき
- お金に余裕が生まれ
- 痩せられるのです。
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