
先日わたなべぽんさんのやめたみた。をご紹介しました。
もっと、やめてみた。を読んだのでレビューを書きます。
第一章 身近なところで、やめたみた
☑ビニール傘
☑プチプラアクセ
☑観葉植物
☑髪型
☑ボディソープ
☑居酒屋
家に大量に溜まっていくビニル傘…
出先での突然の雨に買ってしまう高いビニル傘の無駄に気づいたわたなべさんが
最終的に折り畳み傘のみで生活する話から始まります。
我が家もおしゃれタメコミアンさんがブランド物の傘を大量ストックし
結局使うのは少し安い傘だったことを思い出しながら読みました。
(ブランド物傘は売りました。)
杏が住む地域は年間降水日数が、47都道府県の中で44位
たったの90日です。
しかもわたしは通勤以外は車移動が多いので
傘なんてそんなに大量に必要ないのです。
会社に、お客様にお渡しできるようビニル傘を置いて
早く減らすべくわたしたちもビニル傘を優先的に使った結果
10本ほどあったビニル傘は2本まで減りました。
やっぱり安物は長居しないような作りになっていますね。
ビニル傘が0になったらまだ手元にあるちゃんとした傘を使い切り
これが壊れたら折り畳み傘に移行しようと思っています。
余談ですが、“ウチ、断捨離しました!”で
ある主婦の方が「洋服によって傘を変えます。」と
下駄箱に大量の傘が押し込まれていました。
おしゃれ観点からすると素晴らしいのですが
ぐちゃぐちゃの下駄箱に傘を突っ込んでいる様子は
おしゃれ観点からすると最悪です。
このアンバランスさが家の混乱を招き
人の思考までも混乱させるのだと思いながら観ていました。
第二章 人間関係で、やめたみた
☑友達作り
☑イベントブルー
☑人見知り
友達がいないことを少しコンプレックスに思っていたわたなべさんが
かなり行きたくなかった同窓会で
無理にいい人を演じて友達作りに励みますが家に帰ってグッタリ。
ただ、趣味の集まりでは程よい距離感の友人が出来
「無理矢理、友達作らなくてもいいや。」と落ち着きます。
結局これも
友達とは
- お互い認め合い信頼し合い秘密を共有し
- お互いのことをよく知って
- 色んなことを話し合える
そんな人のことだという思い込みです。
この思い込みを捨てると
- お互い詳しく知らなくても同じ楽しみや
- 同じ時間を共有できる
- 楽しい人も
友達だと思うようになったと。
これにはわたしも激しく同意します。
HSPのせいか気の置けない人の数が人と比べてとても少ないので
HSPについて詳しくはこちら
→【永久保存版】買わないわたしが買った物/ストレスフリーになるために
一つの人間関係に終止符を打つたびに罪悪感を持っていました。
でも、美輪明宏さんや江原啓之さんの書籍で紹介されているお悩み相談では
若干10代の子でも
「わたしは1人でいることが全く淋しくなく友達が欲しいとも思いません。
おかしいことですか?」という相談があり
わたしもこれは一種の性質なんだと思うようになりました。
助け合いの精神は大切に、
でも拒否感を覚える依存の色が強めの友達はなくていいやと思っています。
第三章 囚われるのを、やめてみた
☑「センスの問題」
☑いつから旅行好きに?
☑生まれ直し
歯が悪いことを、「小さい頃母親が丁寧に磨いてくれなかったから。」と引きずっていたことを
歯医者さんからの一言で気づいたわたなべさんが
誰かのせいにしたり
誰かに頼ったりしなくても
自分の気持ちを整理して行動を変えることができれば
自力でしあわせを見つけることができる
と思え
本当の“自律”ができたというお話。
1年前から本格的ミニマリストを目指して行動し始めてから見えるようになったのがこれです。
断捨離とは、本当に奥が深く
- 怒りを持ち続けている自分に気づいたり
- 過去の栄光にすがっている自分に気づいたり
また人のことも
見えるようになりました。
心理学に興味を持って学んだことが拍車をかけてそうさせているのかもしれませんが。
近所の人と話していても
- 買い占め癖の話や
- 買い物依存症の話を
本人は問題ないこととして何気なく話すのですが
その背景にあるその人の葛藤が見えるようになりました。
“人の振り見て我が振り直せ”で、
自分のことは一番よくわからないものなので
自分と照らし合わせながら
余計なものをどんどん排除していきます。